中国株、初心者にもわかる投資術-中国株で財産をつくろう-小泉 鉄造

小泉鉄造さんが明かしてくれる、
株式投資の虎の巻

第1134回
中国株年金

一生懸命預金して貯めていくのもいいでしょうが、
他の方法として
中国株式投資も考えてみてもいいのではないでしょうか。

中国株式投資でも
どのくらいの金額で投資して何%で伸びていけば
どのくらいの金額になるでしょうか。
2008年9月の安値から中国株は上がってきましたが、
まだまだ今の水準の株価は安いと見ていいでしょう。
配当利回りでも現在3〜6%程度出す企業が多くあります。
年金では40年掛けていなければ満額貰うことができません。

例えば一番最初に100万円のみを3%、6%出す企業に投資して
配当金を再投資して膨らんでいったときに
どのくらいまで金額が膨らんでいくかといえば
3%の場合は40年後に326万円になります。
では6%の場合はどうかというと、
6%なら40年後に1028万円になります。
厚生年金を受け取るモデル世帯で40年間共働き世帯の場合で、
受給開始時の年金額27万9000円で計算すれば
36.8回分になります。

また、年間10%成長していく企業に100万円を投資したなら
40年後は4525万円になります。
受給開始時の年金額27万9000円の回数で見ると、
162回分になります。
162回なら13年半分になります。
年金額と同じ27万9000円分を毎月引き出したとしても、
残っている分が年間10%成長していきます。
40年後は4525万円になりますが
41年後には4978万円になりますので年間453万円増えています。
27万9000円の年金を12ヶ月受けっても334.8万円です。
増えた453万円より334.8万円は少ないですから、
40年後一生使っても足りなくなるどころか増えていっています。
ここでは毎月支払うのではなく、
最初の資金が100万円のケースです。

これは単に数字だけ見ただけのことですが、
あてにできない年金の金額より読める数字です。

自己年金を作っていくうえで
全額を中国株式投資で作るということも考えられるでしょうが、
分散投資のひとつとして
ほかに自己年金の一部を中国株式投資で作るということです。
資産を造っていくために中国株式投資を行うのが本筋ですが、
年金のほかに中国株式投資を行い
分散自己年金を作っていくことも考えられます。



当ページは、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
あくまで情報提供を目的としたものであり、一部主観及び意見が含まれている場合もあります。
個別銘柄にかかる最終的な投資判断は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。


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2009年6月1日(月)

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