中国株、初心者にもわかる投資術-中国株で財産をつくろう-小泉 鉄造

小泉鉄造さんが明かしてくれる、
株式投資の虎の巻

第1140回
見極め

購入した企業の株が下がれば、
普通は投資家の心は気が落ち込みます。

では、株が下がったといって落ち込む必要があるのでしょうか

投資の基本は下げて場面が出てきたなら
安く購入できるチャンスが出てきた場面になるのです。
購入を検討していた投資家にとっては
いい買い場がやってきたということになります。

下げている場面で売る人がいるから株価は下げるわけです。
では、下げている場面で売る人はどういう人でしょうか。
安値で購入して利益が大きく出ている人が、
今後これからさらに下げていく可能性があるとして、
今ここで売却しておこうという人かもしれません。
また、投資する価値がない企業だと分かって売却を考えたとき
下げている場面だったかもしれません。

ここから大きく株価が下げていく場面でしたら、
この場面で売っておいた投資家は
投資として正解だったことになります。
ですので下げているときだから売っていくというのも
間違いではない場面があります。

こうなるといつ売っていいのか購入していいのか、
正しい投資時期がない様にもみえます。
また売買にしても利益を出す売買時期で
正しいというときはありません。

投資家全員が売買を考えるにしても、
同じ時期に商いが全部でてくるわけではありません。
時間日にちにしてもバラバラです。
また投資する企業にしても各投資家が選ぶ企業は違ってきます

ですので、同じ企業を売買する投資家にしても
安いと思って購入する投資家と、
売却時期だと思っている投資家の考えがあったときに
売買が成立するのですから、お互いの利害が一致した時です。

そこで利益があったかどうかが分かるのは売却した投資家で、
購入した投資家はこれから儲けることができるかどうか、
今度は売却するまで結果は分かりません。

今度は立場が前の投資家と換わっています。
株式で利益を出すには購入してからが勝負で、
購入する前は投資が検討できる企業の見極めが主となります。



当ページは、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
あくまで情報提供を目的としたものであり、一部主観及び意見が含まれている場合もあります。
個別銘柄にかかる最終的な投資判断は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。


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2009年6月22日(月)

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