中国株、初心者にもわかる投資術-中国株で財産をつくろう-小泉 鉄造

小泉鉄造さんが明かしてくれる、
株式投資の虎の巻

第1172回

波は大きな波があれば小さな波もあります。
海の波を見ていても
同じような波がかえってきているように見えていたとしても
少し違っているでしょうし、
視点をもう少し沖に向けてみていって少し遠くを眺めて
白波がたっているとしたら
同じような波が繰り返しているように見えるでしょうが
飛沫まで全部同じわけではありません。

株式市場でも毎日株価指数が変動しますが、
上げるにしろ下げるにしろ
同じ数字で変動していくわけではありません。
いろいろな要素が加わって変動して
波にしろ株価指数にしろ動いていきます。
それを全部わかって波の大きさを言い当てていくことはできません。

例え一つの波を言当てたとしても
それにどれくらいの意味があるかといえば、
次の波、全部の波を当てていかないと意味がありません。
株式投資では
指数の流れが全部わかっていないといけない
ということでもあります。
どっちにしても現実に当てていくことなどできませんので、
もし分かれば
株式投資で利益を出していく投資ができるという話です。

このような小さな波を言い当てていく事はできませんが、
大きな波の流れならおおよそ検討がつくことがあります。
例えば台風が近づいてきているときは
これから波が大きくなっていくことは誰だってわかります。
また、サブプライムローン問題で株価が下げているときは、
大きく上げていくということを
考える投資家はほとんどいないでしょう。
つまり、小さな波を言い当てることはできませんが
大きな波でしたら予想することができます。

そして、株式投資では大きな波の流れを予想できることが
利益を出す投資に繋がっていきます。
毎日の株価の変動を気にするのではなく
収益でもこれから伸びていくのか、
業種でもこれから成長できる分野かどうか、
将来性でも上げていく波にはいっているのか、
それとも下げていく波のほうなのか、
分かっていれば投資していい企業かどうか検討がつきます。

一番大きな波は
投資する国の経済が成長できる国の株式市場であるかです。
中国はこれから成長していきますので
高い波での流れが期待できます。
小さな流れを言当てるよりも、大きな波を予測できるかどうか
こちらのほうが大事です。



当ページは、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
あくまで情報提供を目的としたものであり、一部主観及び意見が含まれている場合もあります。
個別銘柄にかかる最終的な投資判断は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。


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2009年10月12日(月)

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