中国株、初心者にもわかる投資術-中国株で財産をつくろう-小泉 鉄造

小泉鉄造さんが明かしてくれる、
株式投資の虎の巻

第1201回
中国株投資はいつから始めたらいいのか

株価が安い時期がわかっていたら
そのときから購入していけばいいのですが、
安い時期というのは誰にもわかりません。
ですから、本人が中国株投資を始めたいと思ったときが
投資のしどき時期となります。

ただ、多くの投資家が中国株投資を考えてくるのは
香港市場、中国本土市場が
株価でも指数でも上げてきてからでしょう。
これから、実際の市場で上げていくのは
2010年の下半期になってからではないでしょうか。

2010年の株式市場の動向を占うと、
中国人民銀行(中央銀行)は
中国の国内銀行の1月の新規融資が
1兆元を超えるとの見方が強まる中、
金融当局がいち早く引き締めに動き、
中国人民銀行は12日夜、市中銀行の預金準備率を
今月18日付で0.5%引き上げると発表しました。

今回の引き上げで、大型銀行の預金準備率は16%となり、
約3000億元の市中資金が吸収される見込みとなっています。
これを受け、引き締めに向けた動きを継続すると予想し、
警戒感が強く
中国本土市場は金融・不動産に対する引き締め懸念がくすぶり
1月は一進一退となる可能性があります。

香港市場、中国本土市場が動いていくのは、
旧正月明けの2月19日以降、
各企業の2009年本決算が本格的に発表されてくる
2月以降変動していく可能性があります。
2009年本決算を見て業績のいい企業が買われ
まずは株価を上げていき、
業績相場になっていくのではないでしょうか。
中国の経済は引き締め観測がありながらも成長していきますから、
下半期には業績に関係なく
多くの企業がつれ高して上げて行く可能性があります。
この時期に多くの投資家が中国株投資に参加してくるでしょう。

ですが、この時期に株価が上げてきていたなら
高い株価で購入することになります。
まだ、1月の時期は株価でも大きくは上げていませんので、
中国株投資を始めたいのであれば、
今の時期から投資を行っていったほうが賢明かもしれません。



当ページは、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
あくまで情報提供を目的としたものであり、一部主観及び意見が含まれている場合もあります。
個別銘柄にかかる最終的な投資判断は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。


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2010年1月25日(月)

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