中国株、初心者にもわかる投資術-中国株で財産をつくろう-小泉 鉄造

小泉鉄造さんが明かしてくれる、
株式投資の虎の巻

第1243回
数字

日本の国力が財政での借金で円安になっていったらまだいいほうで、
ギリシャのように財政破綻懸念が出てきただけで
日本の経済が危うくなっていくのは目に見えています。

そうなったときには下手をすると
日本の円は紙くず同様になる可能性もあります。
紙くずまではいかないにしても
百分の一、千分の一になる覚悟をしておいたほうがいいでしょう。
お金は紙に数字を印刷しただけのもので、
お互いがその値打ちを共有していないと値打ちがありません。
一万円はそれだけに価値があると認め合っているときに
それだけの価値が生まれます。

ですが、経済が破綻、またはしそうな国の通貨は
一万円札を出したとしても、その値打ちがなく
1円の価値しかないと世界の国が認識すれば1円で取引されます。
いくら前は一万円で通用したといっても過去の話です。

企業だって価値観でいえば
成長すれば高い評価を受けて株価でも上がっていきます。
株価でも100円で売買されていたとしたら、
1万株購入するのに100万円出せば買えます。

ですが、日本の円が一万円が1円の価値になったら
今度は100億円出さないと買えません。
また、過去に100万円で購入していた株を
価値観変動後に売却したときには100億円貰えることになります。
100億円といってもその価値は過去の100万円でしかありません。
ただ、数字が変わっただけです。

こう考えると預金しておいた人の資産は
日本の国力、経済の行方を見て預けていく必要があります。
企業でもそうですが、こちらは事業の内容が重視されます。
通貨では、各国の価値判断で出た数字で取引されることになります。

1997年7月よりタイを中心に始まったアジア通貨危機では
アジア各国通貨が暴落しました。
今回のギリシャ財政破綻懸念問題でも
世界の経済が影響を受けています。

この裏側にはヘッジファンドが売りを仕掛けて
多額の利益を出そうとしていることも
市場を不安定にさせています。
経済が健全化している時には
ヘッジファンドの出番は少なくなります。
ですが、市場で実態の経済と評価に乖離が出てきたときには
ヘッジファンドが仕掛けてきて
利益を出す絶好の機会が出てくることになります。

日本の借金が膨らんで
返済できそうもないということが起きそうになったら
ヘッジファンドの出番です。
日本が破綻しようが、是正されるまでは、
また利益が出せなくなるまでは襲ってくるでしょう。
日本は大きな資産を失ったうえに、
経済でも一から出直しとなっていくようになるでしょう。

日本はGDPでもいままで世界第二位でしたが、
ほかの国が台頭してきて順位は長期的には下がっていきます。
中国、インド、ソロシア、ブラジル、
欧州などの地位が上がってきます。
ヘッジファンドでも仕掛けやすくなってきます。

<次回に続く>



当ページは、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
あくまで情報提供を目的としたものであり、一部主観及び意見が含まれている場合もあります。
個別銘柄にかかる最終的な投資判断は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。


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2010年6月21日(月)

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