第68回
アメリカン・ライフが一世を風靡します

世界中の若者がアメリカ留学を目指しています。
高校を出るとすぐアメリカの大学に行く人もありますが、
大抵は本国の大学を卒業して修士課程から
アメリカで学ぶ人が多いようです。
なかにはハーバードのビジネス・スクールのように、
企業から派遣されて研修に行く若手社員もあります。

アメリカに留学する人が多いのは、
アメリカが世界最強の経済大国だからです。
いまや英語はビジネス社会の普通語であり、
アメリカの有名校に留学したら、
それがその人の学歴として役に立つばかりでなく、
英語のできる国際人として通用するようになるからです。

日本ではアメリカ留学を選ぶ人が1番多いけれども、
アジアの他の国々も例外ではありません。
シンガポールや香港はイギリスに統治された歴史があるので
イギリス留学が多いけれども、
台湾や中国大陸はほとんどがアメリカ一辺倒です。

台湾がシリコン・アイランドになったのも
台湾からアメリカに留学した若者たちが
アメリカに滞在できる条件として
電子工学の技術者になる道を選んだからです。
アメリカに踏みとどまる積りだったのが、
台湾の民主化によって
自由に出入りすることができるようになり、
パーツの生産基地として
自分たちの生まれ故郷を選んだのです。
本当にどんなことが産業発展のきっかけになるか、
予想もつきませんね。

そのあとを追っていま大量に留学生を
アメリカに送り込んでいるのが中国です。
中国のリーダーたちはアメリカに対して
強硬な発言をしていますが、
子供たちはほとんどアメリカで勉強しています。
次世代の教育をアメリカに委託しているようなものですから、
中国のアメリカナイズが起こらないわけはありません。
若者の留学先を見れば、
次の世の中がどうなるかは
大体、想像がつきます。
アメリカン・ライフが世界を風靡することは
先ず間違いありませんね。





←前回記事へ 2000年5月16日(火) 次回記事へ→
過去記事へ 中国株 起業 投資情報コラム「ハイハイQさんQさんデス」
ホーム
最新記事へ