第266回
シンガポール航空が堕ちても私は無事でした

早いもので、ついこの間、
「もしもしQさんQさんよ」の1冊目が
本になったかと思ったら、
もう2冊目ができる分量になってしまいました。

どっちを向いても不景気不景気と言うけれど、
世の中にどんな大きな変化が来ているか、
それを私自身がどうとらえ、
またどう対処しようとしているかを中心にして、
筆をすすめてきました。

私はこの原稿を移動先で書いていますので、
それが北京だったり、成都や上海だったり、
あるいは、香港、台湾だったりしています。
日本国内で講演に出かける
新幹線や飛行機のなかだったりすることもあります。
その時々の心境で、
出たとこ勝負みたいなところがありますが、
そうした我儘が許してもらえるのも
インターネットのいいところでしょうね。

今回は私がやろうとしていることについて
手伝いをしてくれる人はいませんかと呼びかけ、
結構たくさんのeメールをちょうだいしています。
とても嬉しく有り難く思っています。
ただあまりに忙しすぎてまだ全部に目を通していません。
面接した人もまだほんの一部です。
私の本当の狙いは、
これからやりたいと思っている仕事がたくさんあって、
その手伝いをしてくれる若い人たちを集めることです。
私から返事が来なかったとしても、
それで縁が切れてしまったわけではありません。
現にこうして「もしもしQさんQさんよ」で
つながっているのですから。

2冊目の「もしもしQさんQさんよ」は出版元を変えて、
PHP研究所から出すことにしました。
本が店頭に並ぶようになったらお知らせしますから、
もう1度はじめから読みなおしてみたいと思う人は
本屋さんで買って下さい。
この連載はそういうことと関係なく、
このまま続ける積りです。
次はどんなテーマになるか、これも風の吹くまま、
足の赴くままと言うことになります。
そう言えば、この間、私が台北を出発して
東京に戻ってきた同じ日にシンガポール航空が
台北で墜落しました。
でも私はこの通り元気です。


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