第359回
発明者自ら人体実験やっています

次に北京に行った時、
私はちょうどロスから北京に帰って来ていた
種連進院長を訪問することにしました。
日曜日でしたが、安苑中医院という漢方の病院で
お会いする約束をしました。

私の方が先に到着したので、
病院の壁に貼り出された記事を読むと、
台湾の国民党の元老で蒋介石の片腕をやっていた陳立夫が
種院長の薬で快癒したことが書いてありました。
私は10年くらい前に、台湾の新聞で陳立夫さんが
ある処方で糖尿病をなおした話を読んだことがあります。
陳さんは台湾の漢方医学会の理事長をしており、
その人が先頭に立って宣伝していたので
印象に残っていました。

奇しくもその陳立夫さんが103才で天寿を全うした記事が
数日前に報道されたその直後のことでした。
陳立夫さんは種院長の薬を台湾に入れようと
努力したけれども、
台湾と大陸の貿易は途絶したままでしたから、
とうとう宿願ははたせずに終わってしまいました。
そこへ私が訪ねてきたので、
陳立夫先生がはたせなかったことを
邱先生がやっていただけませんかと
初対面から妙な話になってしまいました。

種院長の糖尿病の処方はアメリカから健康食品として
日本にも輸入されているようです。
でも値段が高すぎて、庶民のふところ具合では
対応しきれないかも知れません。
はじめて会った種さんはざっくばらんな人で、
私はFOR HER 1-2-3のほかに、
愈消散を飲むことも奨め、
私の見ている前で自分も毎日、
この通り飲んでいますと言って見せてくれました。
まだ50才になったばかりの若さですが、
ご本人も糖尿の気があるのでしょうか。
自分で実験して効目があれば、
それが一番信頼のおける治療法でしょう。

EYE BAGS AWAYという目袋のクリームも
ご自分の目のしたに塗った結果を見せてくれましたが、
目袋の中の細胞を新しく入れかわっているところですと
説明してくれました。
もしこれが本当だとしたら、
シミにもシワにも効くでしょうから、
化粧品業界にとっては一大革命かも知れませんね。


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2001年3月4日(日)

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