第829回
中華料理のチェーン店は目下着々準備中

この前、いくつか提案をしたら、
関心のある人たちから
たくさんのEメールをいただきました。
なかでも一番反応があったのは
中華料理のチェーン店を創業から手伝いたいという
申し出で、
その次に反応が多かったのは
中国で人材派遣業に参加したいという申し出でした。

私から何の返事もないと
がっかりしておられる人もいるかも知れませんが、
何もやっていないわけではありません。
現に、このコラムを書いているのも、
温州から香港に帰ってきたところで、
温州に行ったのは温州で私が気に入っている食べ物が
2つほどあり、
どうやってつくるかについて、
懇意にしている北京のレストランのマネージャーと
チーフ・コックを連れて研究に行ってきたところです。

またその少し前に、開封の小籠包を食べるために
わざわざ鄭州、洛陽、開封まで2回も行きましたが、
とうとう職人を探しあてて
本場ものよりおいしいものをつくることに成功しました。
中国には歴史のある美味がいくらでもありますが、
毛沢東以降、国営に切り替えたために
研究心を失って十年一日のごとく
同じことのくりかえしになっている食べ物が多いのです。
私がアドバイスをして、
チーフ・コックが材料を変えたり、つくり方を変えたら、
もっとおいしいものができてくるものです。

もういままでにスープが2種類、ギョウザが1種類、
焼そばが2種類、小籠包が3種類、
餠で包んだ団子が2種類と定番の料理がきまりました。
料理は無数にあるなかから、
あまり料理人の腕にたよらないでも、
私が食べて60点あげられるレベルなら、
大抵の人に満足していただけるものと思って、
いま10種類くらい選んでいるところです。
デザートも甘い団子のほかにあと2種類くらい。
メニューがきまって、
東京で試食会をひらける段階になったら、
いつも抽選で本を10冊さしあげるように、
抽選で当選した人に集ってもらって
試食できるといいですね。


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2002年6月17日(月)

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