第869回
皆が喜ぶ情報をタダで流すことです

インターネットそのものが
エンターテインメントの舞台になることも
考えられないことはありませんが、
仮にそうなったとしてもエンターテインメントの守備範囲は
無限の拡がりを持っていますから、
恐らくそのごく一部しか担当することはできないでしょう。
インターネットは情報の媒体ですから、
エンターテインメントよりも、
エンターテインメントの情報を提供する方に
力が入ることになるでしょう。

つまりどこでどんな面白い催しがあるのか、
その情報をもたらしてくれるのが
インターネットの仕事になるでしょう。
どこに行ったら切符が買えるのか、
売り出し日はいつなのか、
また切符の売れ具合はどうなっているのか、
と言ったようなことは
すべてインターネットにきけばいいのです。

観光旅行も
エンターテインメントの延長線上の仕事の1つだとすれば、
どこに行ったら安い切符が手に入るのか、
また一流のホテルに安く泊まる方法があるのかどうかも
すべてインターネットの仕事だと言うことになります。
当然のことながらバーチャル商店や
バーチャル投資のケースも
すべてネット線上でやることができます。
昨今インターネットが
流通業界に大きな変化をもたらすといって
大騒ぎになったのも、
また早とちりをしてソフト産業に向こう見ずの
大きなベンチャー・キャピタルが流れ込んだのも、
いずれもそうした思惑からはじまったものですが、
情報ビジネスというものはありますが、
すべての情報がビジネスになるわけではありません。

従って私はインターネットいうのは
原則としてタダの情報であり、
またそうでなければ
普及しない情報の乗物だと思っています。
もちろん、情報にもお金になる情報があります。
それをうまくインターネットの中から
引き出すことができたら、
インターネットを使ってお金を生むこともできるでしょう。
でもとりあえず多くの人が
喜んでアクセスしてくれた情報をタダで
豊富に流せるようになることですね。


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2002年7月27日(土)

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