第1119回
北京の超高級マンションに泊って中国語の勉強

一週間滞在して中国語の勉強をして只の8万8千円という
中国語短期留学制度をつくったのはよかったのですが、
泊るホテルで日本語が通じないとか、
夜中にネズミの走る音がするとか、ゴキブリが出るとか
クレームをつける人もありました。
もう少しお金を払ってもいいから
グレードをあげてもらえないかという要望もありました。
学校の方であちこち探がしまわった結果、
北京では同じ値段で泊まれる
いい宿泊設備が見つかりましたので、
問題は一応片づきました。

しかし、もっといい方法はないかと知恵をしぼったところ、
私が北京に建てたマンションを利用することを思いつきました。
私の建てた外人向け高級マンションは
北京の大使館の集中している亮馬河にあって、
地下2階地上37階のマンションが3000坪の敷地の中に
3棟建っています。
北京に駐在する外国企業の高級幹部が住んでいますが、
そのうち日本を代表する企業の現地法人の社長さんだけでも
93世帯に及んでいます。
ほかにヨーロッパ、アメリカ、東南アジアの
主な会社の駐在員もあわせると、
中国にどこの国からどんな投資が行われているか
わかってしまうといっても過言ではありません。

建てる時に北京一を狙ったので、
付属のクラブには冬でも泳げる温水プール、サウナ、
テニスコート、ゴルフ練習場、ジム、スカッシュ、カラオケ、
麻雀室など一通りの設備が整っています。
マンションは全部で314室あって、八割以上の入居がありますが、
転勤その他で出入りがあるので、
賞味一割くらいの部屋が空きます。
家賃も高いし、大きなリービングに寝室が二つもあって、
五つ星ホテルのスイート・ルームと同じぐらいのグレードなので、
まさか留学生が使えるなんて考えてもいなかったのです。

でもそれを使うことを思いついた途端に、
大きな道がひらけた感じがしました。
スイート・ルームに安い値段で泊って、
クラブの教室で中国語を勉強して、
しかもクラブの設備が利用できるとしたら、
こんな素晴らしいことがまたとあるでしょうか。


←前回記事へ

2003年4月3日(木)

次回記事へ→
過去記事へ 中国株 起業 投資情報コラム「ハイハイQさんQさんデス」
ホーム
最新記事へ