第1118回
北京に行くか、それとも上海に行くか

中国語短期留学を思い立った時、
はじめは中国語の勉強をしたい若いサラリーマンとか、
1週間の休暇をとって中国旅行に行きたい人たちしか
頭にありませんでした。
私の組織する中国投資考察団に参加したいと思う人は
山ほどおりますが、
デラックスな旅行なのでお金がかかりすぎます。

何とかあまりお金がかからないで、
中国語が勉強できた上に、中国で今、何が起こっているか、
実地に体験できる方法はないかと考えて、
一週間あれば、北京か上海に勉強に行ける
プログラムをつくったのです。
往復の飛行機代は安い切符を自分で手あてすればよいし、
よくわからない人には安売切符屋の紹介もします。
あとは受講料と7日間の宿泊代あわせて8万8千円ですから、
1週間一人で遊びに行ってもかかる費用の範囲内でしょう。
ほかに三度の食事と交通費がかかり、
またグルメ旅行やパーティーの参加はオプションですが、
ほとんどの人が参加しているようです。

北京は北京語の本場であり、何と言っても中国の首都ですから、
一ぺんは行って見る必要があります。
但し、12月、1月、2月は気温がグーンと下がって
零度以下になる日も珍しくありませんから、
寒がりには不向きで、3月から気温が上がりはじめますので、
これからは並木にも一せいに若葉が出て、
北京の一番いい季節になります。

また上海は何と言っても発展する中国の
最尖端を行く21世紀アジアのホープです。
半年も行かなかったら、違った町に来たのではないかと
見間違えるほどのフルスピードの変貌を遂げています。
上海人は上海語を喋りますが、
中国の標準語である北京語はどこでも通じますから、
皆さんが片言で覚えた中国語で試して見たらいかがですか。
私と一緒に行った人が自分の習った中国語で話しかけたら
ちゃんと通じましたよと言ってとても感激していました。
これも実際に現地に行って試して見ないとわからないことです。
気軽にやって見るに限ります。


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2003年4月2日(水)

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