第1144回
大富豪が香港で700万ドルを猫婆?

私が訴えられているのは
大抵は投資した物件が値下がりした場合です。
たくさんの投資をやっておれば、
成功する場合もあれば、失敗するケースもあります。
そのくりかえしの中で平均してプラスになれば、
よしとしなければならないのですが、
私を訴えた人たちは値上がりしたのは自分の才覚で、
損をしたのは邱永漢に騙されたんだと言うんです。

投資をする時は私も出資しているし、
参加した人の何倍も何十倍も出資していますから、
儲かった時は何倍も何十倍も儲かりますが、
損をした時も同じだと思って下さいと
私は常々言っています。
だから、必らず現場を案内して
本人が納得した上で事を運んでいます。
「香港が大陸に返還されたら、
香港が大陸に呑み込まれて消えてしまうわけではない、
大陸の香港化が起るのだ」と言って、
香港でマンションの買いをすすめた時は大成功でした。
何しろ不動産が6倍にも値上がりしたのですから。

私は値上がりが天井に届くまでガマンしましたが、
ソワソワする連中は2倍になると
私にかくれて売買の世話をしてくれた
現地の日本人の不動産屋に売却を頼みました。
値上がりに勢いがついていた頃ですから、
サヤを抜かれてトラブルになったこともあったようです。
私は推奨しただけで売買には一切立ちあっていませんが、
その日本人を訴える時に私がやらせたのだと言って
私も訴えられました。

おかげで香港のゴシップ好きな夕刊で
「大富豪が香港ドル700万ドルを猫ババアした」
と書き立てられました。
私を訴えた張本人は自作自演でその記事をコピーして
日本国内のジャーナリズムに匿名で送り込んでいます。
邱先生が7億ドルふんだくったというのならあるいは・・・
と香港の新聞社の社長も笑っていました。
香港の人は私のポケットの中をのぞきこんだことはありませんから、
私が本当の大富豪であるかどうか知る由もありません。
もし新聞の報じている通りの大富豪だとしたら
そんな僅かなお金をごまかすわけがないと
一笑に付してしまいました。
これは廉政署も海上警察も認めているところです。


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2003年4月28日(月)

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