第1162回
新型肺炎もどこかでピークを越します

香港では何年も前から
市場の鶏屋のそばで遊んでいた子供が
突然、病気になって死んだり、
そこで働いていた大人が急死したりして
大騒ぎになったことがあります。
その度に何百万羽という鶏が焼却され、
鶏市場が大消毒を施されたことがありました。
いずれもすぐお隣りの広東省から
運び込まれた鶏から起ったことでした。

香港の人はよく鶏肉料理を食べるので、
食卓から鶏肉が消えると大へんです。
うちではその度に鳩や家鴨を買ってきて間に合わせました。
今回は新型肺炎の伝染経路が
まだはっきり突きとめられていませんが、
私はやはり鶏と関係があるんじゃないかと疑っています。
鶏にはもともとコロナ・ウイルスが
棲息することがわかっていますし、
それが抗生物質に痛めつけられて絶滅に瀕すると
突然変異したり、新種に生まれ変わって
生きのびようとするに違いありません。

今回の新種は空気にふれても24時間生きのびるので、
人から人へと伝染して致命的な災害を
もたらすようになったのではないでしょうか。
過去に何回かあった鶏騒動は
その前哨戦みたいなもので、
いよいよ新種のウイルスの出番になったのだと思います。
まだその伝染経路さえわかっていないので、
世界中に恐慌を巻き起こしていますが、
假りに治療法の発見が多少遅れても、
このまま世界中に蔓延することはないでしょう。
どうしてかというと、
生物は無限にふえ続けるということはなく、
必らずどこかで飽和点に達するのが自然の摂理だからです。

既にベトナムとマレーシアでは
峠を越したと発表されていますし、
シンガポールや香港でも最盛期は通りすぎようとしています。
しかし、大陸ではまだこれからという地域が
たくさん残っていますから、航空会社やホテルだけでなく、
デパートや劇場や学校など人の集るところは当分、
お客が寄りつかないことは覚悟しなければなりません。
新型肺炎のために経済成長が一時的に後退することは
避けられそうもありません。


■ お知らせ ■

第1161回 海草、クロレラ、どれも役に立ちます

クロレラに対するお問合わせは
八重山殖産
フリーダイヤル:0120−87−8846へ。
いまSARSで心細がっている
中国大陸在住の身内や友人に送ってあげると喜ばれます。
邱永漢アジア交流センターできいたとおっしゃれば
色々と便宜をはかっていただけると思います。
これは天の啓示であって、私共はその伝達をしているだけです。
商売ではありません。


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2003年5月16日(金)

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