第1161回
海草、クロレラ、どれも役に立ちます

海草類が新型肺炎に効くらしいぞと言うと、
そう言えばそうだと賛成してくれる友人が少くありません。
たとえ気休めにすぎないとしても、
いま中国で大流行の「板藍根」よりは
説得力があると思います。

結果としては海苔屋や昆布屋や寿司屋を
喜ばせることになるかも知れませんが、
皆さんも当分は毎日の食卓に
海草類の料理を一皿ふやして下さい。
私も自分の家の夕食には海苔を欠かしませんし、
湯豆腐を食べる時は必らず昆布でダシをとります。
わかめもひじきやもずくも私の好物の一つです。

日本人はふだんから海草の類をとっていますから、
あわててここで海草を食べる必要はないと思いますが、
たとえ気休めでもしばらく意識的に
食べてみることにしたらどうでしょうか。

海草が効くとすれば、
それに劣らず有力な候補にクロレラがあります。
クロレラは湖や池で見られる藻の仲間で、
植物学的には、クロレラ属に分類される
淡水性の単細胞緑藻です。
クロレラには色んな種類があって、
かなり昔から保健効果があって
栄養になると言われてきました。
インターネットで見ても、
ずいぶん色んなメーカーがあって、
色んな種類の製品が健康食品として売り出されています。

そのどれがいいのかは私にもよくわかりません。
ただあちこち問合せた結果、
一番歴史の古い石垣島でクロレラの培養をしている
八重山殖産という会社から現物を買い求めて
すぐ北京、上海、香港、台北の私のオフィスに
航空便で発送しました。
ただの気休めにすぎないとしても、
東京で足止めをくらっている私にとっては
少しばかり気のすむことでした。

とにかく、海草だろうと、
淡水の中でつくられるクロレラだろうと、
水の中で成長する藻の成分の中に
コロナ・ウイルスに強い何かがあるに違いありません。
将来どこかでこの假説が打ち破られるかも知れませんが、
少なくともそれまでは海草か、クロレラを食べて
元気づけをすることにしましょう。


■ お知らせ ■

クロレラに対するお問合わせは
八重山殖産
フリーダイヤル:0120−87−8846へ。
いまSARSで心細がっている
中国大陸在住の身内や友人に送ってあげると喜ばれます。
邱永漢アジア交流センターできいたとおっしゃれば
色々と便宜をはかっていただけると思います。
これは天の啓示であって、私共はその伝達をしているだけです。
商売ではありません。


←前回記事へ

2003年5月15日(木)

次回記事へ→
過去記事へ 中国株 起業 投資情報コラム「ハイハイQさんQさんデス」
ホーム
最新記事へ