第1354回
上海で不動産屋をやりたい人いませんか

経済の成長する社会では
不動産は将来性のある有望産業です。
中国でもそのことに変わりはありません。
しかし、中国の不動産業は
大へん難しい商売の1つです。
日本ではブームの末期に近づいてから
「1億総不動産」になりましたが、
中国ではブームになる前から
「13億総不動産」だからです。
お客は皆不動産屋並みの口のきき方をするし、
なかなかお金を儲けさせてくれません。
そういうお客を相手にする不動産屋が
これまたしたたかで、
競争の激甚なことは
もしかしたら世界でも
トップ・クラスに入るかも知れません。

そういう環境にもめげず、
上海に行って不動産屋をやりたい青年はおりませんか。
日本の不動産業はもう全盛期をすぎましたし、
いまからスタートしても、
既存のやり方で財をなすのは容易ではありません。
といって競争激甚な中国に乗り込んで
大をなすのはもっと難しいかも知れません。

それでも一勝負したい人は
未知の世界に挑戦するわけですから、
いままでに想像もしなかったような新しい発想から
出発する必要があります。
どっぷりその中につかっている人よりは
他所者の方が有利な展開ができる可能性があります。
とりあえず世界の商工業の
一大中心地になる上海に移転する
日本人の住居の世話をする仕事があります。
上海で不動産投資をする
日本人の道案内をする仕事もあります。
ブローカーだけでなく格安の出物があれば、
それを買入れて賃貸に出したり
転売する仕事もあります。
不動産の開発は上海で最も難しい仕事の1つですが、
現地の事情に精通するようになれば、
そのうちにそういう仕事を手がけるように
なれるかも知れません。

スタートからコツコツとやりたい人で、
年齢的に40才以下の人がおれば申し出て下さい。
私は上海に不動産管理の会社を既に持っています。
いままで営業に使わなかったのですが、
誰か志のある人がおれば、
その会社を活用できる時期にきています。
どういう形にするかはこれから研究するところです。


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