第1355回
不動産屋として上海でやれる仕事は?

中国株を買う人もふえますが、
中国の不動産を買う人もふえます。
日本国内で資金の運用をするよりも
有利だからです。
そういう日本人の売買の斡旋をしたり、
不動産の管理をしたりする仕事があります。
人の大事な財産の世話をするのですから、
誠心誠意で接することが大切で、
いわゆる「町の不動産」的なやり方では
大をなすことができません。
幸、私がついておれば、
初歩的な信用を得ることはできますから、
あとは誠意と腕を実績で示すことが
できるかどうかにかかっています。

現存する上海の不動産屋の主な仕事は、
住宅の開発業者から委託された
マンションの分譲販売をする業務です。
開発業者に保証金をさし入れて
販売実績が契約した件数に達しない場合は
保証金を没収されることもあります。
その代わり実績があがれば
かなりのコミッションをもらえますので、
何百人というセールスマンを動員して
かなり派手な販売活動をやっています。
元手のあまりない人が
いつか自分が開発業者になる日を夢見てやるのが
上海のブローカー業者と見てよいでしょう。

そういうブローカー業務を想定した不動産屋を
考えているわけではありません。
はじめは上海で不動産を買う日本人の世話をしたり、
引越してきた日本人のために
家を探がしてあげたりすることからはじまって、
不動産の値上がりに
うまく便乗できることを目標にスタートする
小さな不動産屋です。
夫婦者なら亭主が不動産業務、
奥さんは日本語学校の教師でもやるとか、
1人者なら身軽にどこにでもとんで行ける立場にあること、
但し、全くのシロウトでは
1から教えてくれる人がいないので、
ベテランでなくてもかまいませんが、
人に指示されなくとも
自分で動けるだけの知識と能力は必要です。
風俗も習慣も違うところに行くのですから、
少くとも中国語の片言くらいは喋れる必要があります。
つけ焼刀でも、
すぐに言葉の勉強に行くだけの行動力がないとつとまりません。
それでもやりたいと思う人があれば、
私が面接を致します。


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