第1396回
三全公寓にQ's CAFEの1号店

私が北京に建てた外国人向けのマンションには
現在、北京駐在の日本企業の総経理(社長)さんだけでも
110世帯住んでいます。
ノキアとか、モトローラとか、エアバスとか、
欧米企業の代表者も
それに負けないくらい住んでいます。

三全公寓というそのマンションには
ジムや温水プールやサウナなどのある
Qクラブというクラブハウスがついています。
私も北京に行くと
そのマンションのペントハウスに住んでいますが、
朝食はQクラブのバーで食べます。
あまり利用する人がいないので、
静かで広々としていて気分はいいのですが、
採算にはまるで乗っていません。

雲南省でコーヒー園をやるようになってから、
コーヒーハウスの1号店を
ひらく必要を感ずるようになり、
改めて利用されていないクラブハウスを
見なおすようになりました。
考えて見ると、
ここは北京の大使館街の中心にあって、
周囲に、五つ星のホテルだけでも5軒あります。
この間、北朝鮮の避難民が駆け込んだドイツ人小学校も
すぐ目と鼻の先にあります。
しかも車が100台とは言わず
とまるだけのスペースがありますから、
昨今のように駐車に難儀するようになった北京では
またとない好条件が備わっています。

いままで子供の遊び場として
ほとんど利用されていなかったスペースを
コーヒーハウスにしたら、
幌を表に出してパリのように
テーブルや椅子を並べることもできます。
「よし、コーヒーハウスの1号店はここに決めた」
と決心して周囲の人たちに相談したら、
このホーム・ページで
「繁盛するカフェはここが違う」
というコラムを執筆してくれた永嶋万州彦さんが
平面図まで描いて届けてくれました。
すると北京の現場で働いてくれている連中が
「北京にはおいしいパン屋もケーキ屋も1軒もありません。
ついでにパンとケーキの店もつくりましょうよ」
とパンとケーキの作業場の図面までひいてくれました。
これでまた仕事がいくつもふえてしまったのです。


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