第1407回
4月は厦門、福州、6月はウルムチです

ことし組んだ団体旅行のスケジュールは
3月の海南島の次は
4月下旬の北京→厦門→福州→上海。
この時は厦門から片道5、6時間かけて
永定というところにある客家族の円形土楼
(実は私はまだ実物を見たことがございません)
を見にいくのと、
厦門から福州へ行く途中、
航海の神様媽祖の総本山州島に参詣します。
また福州では阿片戦争で永遠に名を残した
林則徐記念館を訪問します。
と同時に北京大学が厦門につくった
バイオの新鋭工場の見学にも行きます。
厦門は台湾の人たちの故郷であり、言葉も同じで、
私は何回も行っておりますが、
海産物が豊富なことと、
毎年、中国一掃除の行き届いた清潔な町として
表賞されていることで知られています。
本当は5月の連休を利用したかったのですが、
5月1日のメーデーから1週間は
中国じゅうがお休みになってしまうので、
5月1日に上海から戻る予定で
旅行社と交渉しているところです。

私自身は5月も個人で
どこかへ旅行に行く予定をたてていますが、
6月は団体で新彊ウルムチに行くと決めました。
中国の北西の涯はカラクリ湖まで行くと
冬はマイナス50度まで下がってしまいます。
夏そこに住んでいる人たちも眞冬の間は
もっと低いところに移動してしまうほど寒いのです。
ですから環境破壊されていない
天然自然の風景を見たかったら、
ぜひカジュガルまで来て下さいと
夏でも雪に覆われている山々が呼んでいます。

いまのところ6月下旬に
北京→ウルムチ→カジュガル→ウルムチ→
トルファン→ウルムチ→上海
という順序で移動する予定です。
トルファンは三蔵法師が西域に行く時に通過した
シルクロードの一つで、
西遊記で有名な火焔山はこの郊外にあります。
一面が葡萄畑で覆われていて、
そこでとれたブドーがどうやって干ブドーになるのか、
その意外さにきっと驚くに違いありません。
何しろここはラクダに乗って隊商が
ペルシアまで行き来していた街道筋ですから
ペルシャ絨毯に目のない人は
行かずにはおれないでしょう。
どうぞ夏までもうしばらくお待ち下さい。


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