第1533回
仕事があなたの人生を決定します

もしあなたが自分の仕事に
充実感を持っていないとすれば、
あなたはいまの時代を
上手に生きていないことになります。
折角、仕事をやめても
餓死しないですむ時代を生きているのに
自分にふさわしい生き方をしているとは言えないからです。

どんな仕事が自分にふさわしいかは
最初からわかるものではありません。
自分の好みもありますし、
能力もあります。
だから探がす必要があります。
失業の世の中になって大へんだと言いますが、
自分が思い迷って決断のできない人でも、
人員整理の対象にされて失業すれば、
否応なしに決断を迫られます。
それでもなお
意にみたない選択しかできない人は
そもそも選択とは無縁の人だと言ってよいでしょう。

選択とは自分がこれはいいと思った道を選ぶことです。
但し、いいということは願ったり叶ったりで、
何でも思い通りになるということではありません。
いいことがあれば、
それを帳消しにするような欠点があるのが人生です。
自分がいいと思うことのために
何を犠牲にするかが選択なのです。
たとえば自分の好きな仕事と報酬は
必らずしも一致しません。
物づくりでも、スポーツマンや歌手のような
身体を資本にする仕事でも、
はじめから趣味と収入が一致することは
先ずありません。
うまく成功したら
お金や名声があとからついて来ることがありますが、
大抵は報酬を犠牲にすることからはじまります。
たとえ貧乏をしても、それが面白ければ、
人はそれに耐えて行くことができるものです。

ですから
お金とやり甲斐のどちらを選びますかときかれたら、
現代っ子ならお金よりも
やり甲斐のある仕事を選ぶのではないでしょうか。
但し、いくらやり甲斐があると言っても
好きな仕事でなければ、長続きはしません。
5時になるまでに
時計の針を何十回も見るような
サラリーマンをやっている人は
さっさといまの仕事をやめてしまうことです。
そして気がついたら
もう真夜中になっていた
という仕事を見つけるのです。


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