第1534回
時間の経つのも忘れる仕事を探がそう

世の中には、仕事を趣味にしている人もあれば、
仕事は仕事、趣味は趣味と
割り切って生きている人もいます。
なかには、趣味としてはじめたことが仕事になって、
それでメシを食っている人もいます。

仕事はメシのタネですから、
気が進まなくとも、
やらなければならないことがあります。
なかにはメシのタネと割り切って
通勤時間をきちんと真面目に勤める人も少くありません。
そういう人にとって、
休日は自分の自由になる楽しい時間ですから、
休日は多ければ多いほどいいと言うことになります。

しかし、いくら楽しいからと言って、
マージャンやパチンコを仕事にして
それでメシを食うことはできません。
ゴルフや野球なら才能があれば、
プロになることができます。
カメラや陶器づくりのような分野なら、
専門家になってそれを職業にする人もあります。
ならば、株の好きな人が会社勤めをやめて
株だけでメシが食って行けるかというと、
株の儲けだけで
生活に困らないだけの稼ぎをすることはできたとしても、
世間がそれを認めないし、
本人にとってもさして名誉なことではありません。
パチンコ屋と同じように
証券会社も存在していますが、
パチンコのプロがないように、
株のプロも名刺に印刷のできる肩書ではありません。
趣味ではないまでも、
ほかに職業を持っていて
片手間にできる副業だからです。

仕事としてやるならば、
「仕事は仕事」か、
「仕事が趣味」ということになります。
どちらにするかは自分で決めることですが、
時間を短かく感ずる人生を送りたかったら、
好きな仕事を選ぶに限ります。
好きな仕事なら、マージャンの好きな人が
夜の更けるの忘れるように、
仕事に打ち込むことができますから
1年はあッという間に過ぎてしまいます。
仕事がつまらないと
文句を言っているヒマがあったら、
時間のたつのも忘れる面白い仕事を探がすことです。
面白い仕事なら、月給の多い少いなんか
問題ではない筈です。


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