第1937回
教育はお金にかえられない仕事です

デザインの勉強をしたい人が
一番たくさん集まっているのは
恐らく上海でしょう。
したがってデザイン学校をひらくとしたら、
上海が最適であることに間違いはありません。

それでも心配になるのは、
はたしてどれだけの入学希望者が集まるか
ということです。
姉妹校になってくれる日本のデザイン学校では
必らず入試をして
素質のない者はおとせと言います。
日本語学校は一期が3ヵ月で、
一期単位で人を集めます。
デザイン学校は少くて1年、望むべくは2年で、
かなりの授業料をもらわないと
学校が維持できません。
途中から追加するわけにも行かず、
生徒が集まらないと、
1年ずっと赤字経営を続けることになります。

ファッション科になると、
それなりの設備が必要になりますが、
語学学校の教室を利用するとすれば、
さしづめインテリアと
グラフィックということになります。
問題は良い教師がいるか
ということになりますが、
新天地にもニューヨーク帰りのデザイナの店が
ボツボツできはじめていますから、
そういう人を引っ張り込むことは
不可能ではないでしょう。
問題はデザイン学校の教務のつとまる人
ということになります。
日本語学校には
デザイン教育の知識と
経験を持った人がいませんので、
先ずそういうことができて、
なお且つ上海でデザイン学校をやることに
情熱を持った人が必要になります。

以前にこの問題をとりあげた時に、
連絡をしていただいた人が何人かありましたが、
ほかのことは犠牲にしても、
何が何でも上海でデザイン学校をつくりあげたい
という人は遂に現われませんでした。
そういう人がいたら
私も協力を惜しまないし、
色んな目にあわされても
結局は上海に大きな足跡を残すことになると思います。
お金儲けの事業は成功すれば
それなりの報酬を得ることはできますが、
その人が死んでも事業が時代遅れになっても
すぐに忘れられてしまいます。
誰か中心になって
デザイン学校の推進してくれる野心家はいませんか


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