第1945回
三全公寓の中華料理屋にも来て下さい

北京の三全公寓にある
林一品魚翅という中華料理屋は
私のアパートの中にありますが、
私の経営ではありませんでした。
以前、日本料理屋だったあとを
借りたいという人が現われて
当時、料理屋の経営に
あまり乗り気でなかった私は
貸しに出したのです。
私は大家兼お客にすぎませんでしたが、
いつもよく利用するので、
よけいな相談まで受け、
とうとう我が家の料理を家内に教えさせたり、
遂には香港の家をたたむ際、
我が家の専用コックを
12年間勤めた女性を呼び寄せて、
料理の内容の改善に
力を貸すようになりました。

ところがちょっと油断をすると、
教えたのとまるで違った料理が出てきます。
これはマネージャのせいだと考えて、
経営を切り変えたのをしおに、
かねてから腹案にしていたことを
実験してみる気を起しました。
日本人を中華料理の総経理にして、
日本的サービスで中華料理屋を
経営して見ることにしたのです。

総経理と言っても
中華料理はズブのシロウトです。
中華料理は種類もたくさんあり、
それを覚えるだけでも大へんですが、
中華のコースには料理を出す順番があります。
台所はいくつかのセクションに分かれており、
最近は順番を無視して
出来てきた料理から出すという
出鱈目なレストランも珍しくありませんが、
それを監督できるだけの知識を持つだけでも
大へんなことなのです。
それでも私は
ちゃんと覚えてもらおうと思っています。

でも日本人のサービスは
それを補って余りあると思っています。
昼の点心は安くて美味で、
いつも満員なので心配はありませんが、
夜もいままでよりも
もっとずっといい組み合わせで、
口に合う料理が
リーズナブルな値段で出てくる筈です。
日本人のマネージャの下には
中国人のアシスタントがいますので、
心配なことはありません。
ついでながら将来、
中華料理屋で日本的なサービスをやりたい
若い日本人の希望者がいたら申し出て下さい
中国で働けるように訓練をしてさしあげます。


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