第1990回
北京に結婚会館をつくることになりました

私が上海で
日本人がやっている結婚会館を見学に行ったのは
私に腹案があったからです。
思いついたらどんなビジネスでもやろう
というわけではありませんが、
その時代が要求するビジネスが目についたら、
徹底的に検討して見るというのが
私の性癖でもあり、また趣味でもあります。

将来性のある仕事なら、
私がやってもかまいませんが、
知っている人がやってくれても
一向にさしつかえありません。
自分の仕事なら人に助けてもらいますし、
人の仕事なら私が手伝ってさしあげます。
どうせ自分でやっても
スタッフがいないとやれませんし、
スタッフを集める代わりに
すぐその役割をはたしてくれる人がおれば、
共同事業になってもいいと思っているのです。
仕事ができあがることが大切で、
分配には大してこだわらないのです。

結婚会館の構想にしても
いまにはじまったことではなくて、
30何年も前に考えたことがありました。
その時は実現しませんでしたが、
今後も実現するとは限りません。
でも何かの調子に頭の奥深く蔵い込んであるものが
とび出してきてしまいます。
今度の場合も
北京三全公寓のクラブハウスの改革をやっているうちに、
日本人の若いスタッフが
私に結婚会館として使えるように
レイアウトしましょうよと私に提案しました。
これも全くの偶然ですが、
いま私のアシスタントとして
走りまわってくれている青年は二人共、
過去に日本で
結婚式場で働いた経験を持っているのです。

その二人がクラブハウスの
中華料理屋やイタリア料理屋やプール・サイドを見て、
ここは結婚式場向きだから、
プール・サイドに教会と
鐘をならすところをつくりましょうよと、
しきりに言います。
一人は既に結婚していますが、
もう一人は自分の結婚式はここでやりますからと
熱をあげているところです。
そうした二人の熱意に押されて
私は上海まで中国人に
結婚式のプロデュースをしている現場を
見学に行ったのです。
もちろん、その人に手伝ってもらうことは
念頭に入れて。


←前回記事へ 2005年8月21日(日) 次回記事へ→
過去記事へ 中国株 起業 投資情報コラム「ハイハイQさんQさんデス」
ホーム
最新記事へ