第2039回
お金の新しい通り道に目を向けて下さい

いま日本列島を潤おしてきたお金の流れは
内から外へ向って動いています。
流れの中に獲物がいるわけですから、
人も企業もお金について
外へ流れようとします。

しかし、お金の流れは一つだけではありません。
国の中をクルクルまわる流れ方をするものもあれば、
外から内へ流れ込んでくるものもあります。
コンピュータもインターネットも
もともとアメリカから入ってきたものですが、
立派に日本に定着して
日本国内でお金の流れる
新しい通り道になっています。

それがどれほどのお金を通すことになるかは
長いこと未知数でした。
私はそれが情報は通すが、
お金の大きな通り道になるとは
予想していませんでした。
それが私の不明であったことは、
インターネットを使って
莫大なお金を稼ぎ出す企業が
いくつも株式市場に
上場されているのを見たらわかります。
時代が変わると、
お金の儲かる企業のチャンピオンも変わります。
そういうチャンピオンが
プロ野球のスポンサーになります。
30年たって、
いまはチャンピオンの入れ替わる時期にきています。
西武とかダイエーが下りて、
次に名乗りを上げているのを見ると、
次のチャンピオンがどんな業種であるかわかります。
私たちが不安視した情報産業の中から
次々と名乗りがあがっているのを見ると
お金の流れが大きく動きを変えていることに
気づかないわけにも行きません。

むろん、「萬骨枯れて一将功成る」と言いますから
そのかげにかくれて埋もれて行くITビジネスは
たくさんあるにきまっています。
しかし、情報産業はまだはじまったばかりですから、
未開拓の分野がたくさんあります。
どうやったら
このインターネットというハードの上に
お金をたくさん乗せて
走ることができるか考えついた人に
新しいチャンスがあります。
インターネットはもともと
グローバルに通用するものですから、
狭い日本の中を
動きまわるだけのものではありません。
チャンスはまだまだこれからです。


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