第2122回
久しぶりの明るい大晦日です。どうぞ良い年を

ああでもない、こうでもないと
口角泡をとばしているうちに、
ことしも大晦日になってしまいました。

日本は年末にかけて
株価も上昇気運に乗り、
もしかしたら来年はいい年になるかと
気を持たせるいい大晦日になりました。
倒産する企業はあらかた倒産したし、
長いこと借金に苦しんできた企業は
どうやら首がつながり、
不良債権で身動きのできなかった銀行も、
無利息に近い預金を
うまく運用するチャンスに恵まれて
空前の高収益をあげられるところまで
息を吹きかえしました。
そういった意味では身辺のアカを洗いおとして
17年ぶりに良い正月を迎えることになります。

しかし、何度も言いましたように、
日本は景気が恢復して
昔に戻ったわけではありません。
老齢化、成熟化、国際化の社会に変わって
新しい難題をいくつも抱え込んだ
グローバル化時代の先進国になったのですから、
老人問題、失業問題、
外交問題、国際分業の棲み分け、
年金、増税と問題が山積しています。
年金ひとつ例にあげても、
出るのがふえるのに対して
入ってくるのが減るのですから、
出る分を減らして
入る分をふやさなければなりません。
歳入をふやそうと思えば、
免税点をあげて
大衆課税をすることは避けられないし、
消費税を5%から10%にあげた程度では
間に合わない時が来るでしょう。
そんなことをしたら、
国際化の時代ですから、
国から補助金をもらって暮らす人と
政治家だけが日本国内に残って、
稼ぎのいい人は外国に渡ることになってしまいます。
国際化は国際的に稼ぐ能力のある人には有利ですが、
国にとってはマイナスに働くことが多いのです。

その先廻わりをしてというわけでもありませんが、
ことしの大晦日を迎えることになりました。
台湾、香港を経て、昨30日に上海に入ったところです。
日本にとっては難しい時代だと言っても、
先進国日本にとっては
久しぶりの落着いたいい大晦日です。
どうぞ皆さんも良い正月を迎えて下さい。


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