第2268回
産業界の新しいスキマに目をつけて下さい

脱サラをしたい人も、株をやってうまくあてたい人も、
狙いは一つ、
うまく成功してお金持ちになりたいと思っていることです。
お金儲けをすることは、そんなに難しいことではありませんが、
そんなにやさしいことでもありません。
まぐれあたりということもありますが、
狙いが正確で、要領がよくて、
お金の流れに手の届く位置にいることが必要です。

ですから自分で脱サラを志して新しい仕事を探がす人は、
人の３倍も働くとか、
周囲の人たちが皆よく手つだってくれるとかいうだけでは
成功できません。
節約とか、勤勉とかいうことは成功した人に共通の特徴ですが、
一番大切なことはどんな仕事を選ぶかというところにあります。
司馬遷はそれを奇策（アイデア）という言葉で結んでいますが、
私は金儲けのスキマがどこにあるかを
うまく探がし出すことだと考えています。

いつの時代でも
お金の儲かりそうなところには人だかりがしています。
実績がなくて、資本力もない人がそこへ割り込んでも
満足な分け前にあずかれるわけがありません。
ですから、ぎっしり詰った社会のどこにスキマがあるかを
探がすことが先決です。

こんな競争の激しい時代に
どこにスキマがありますかとおっしゃるかも知れませんが、
時代はドンドン変わります。
すると、いままでスキマのなかったところに
新しいスキマが生じます。
このスキマをうまく狙った人が
次の成功者の仲間入りをするのです。
つまり誰が成功者になるかというと、
うまくお金の儲かる仕事を意識的に探がしあてた人か、
運よくそのすぐそばにいた人が次の成功者になるのです。

私の最新作「起業の着眼点」は
脱サラを志す人が
どこに目をつけて独立自営を目指すべきかについての
私の考え方を述べています。
ごらんになりたい方が先ず抽選に応じて
運を試めして見て下さい。
うまく当った方には私の署名入りの本をさしあげます。