中国株、海外起業、海外投資、グルメ、ファッション、邱永漢の読めば読むほどトクするコラム

第2624回
夏休みはウランバトールに行きましょう

6月は人手不足に悩んでいる人たちを引率して
「見習生」募集のために
寧夏自治区の銀川市まで現地視察に行きますので
投資考察団はお休みですが、
7月は11日(水)から19日(木)まで
モンゴールを一走りしてきます。

ちょうど夏休みに入ったところだし、
モンゴールは暖い時でないととても軽装では動けませんので、
このシーズンをはずすわけには行きません。
前に行ったのはいまから5年前で、
同じように北京からウランバトールまでとんだのですが、
飛行機に乗り込む時、
中国のガイドさんたちが一せいにバイバイをするので、
すぐお隣りでも中国とは全く別の国だということを
思い知らされました。
中国の政治がゴタゴタしていた時に
ロシアの圧力で強引につくられただけに
一歩、モンゴールに入ると中国語さえ通せず、
中国製品もあまり見かけず、
貧弱なロシア製品の足りない分を
韓国製品がカバーしているのを発見して
びっくりしたことがあります。

いまは両国国技館を占領されてしまうのではないかと思うほど
モンゴール出身の相撲取りがふえ、
東西の横綱ともモンゴール出身になるのも
もはや遠い将来のことではなさそうです。
そうした力士たちを生んだところは
工業には見るべきものはありませんが
その代わりに空気のおいしいところです。
飛行機のステップを下りた途端に、
思わず深呼吸をしてしまったことを思い出します。

3日滞在している間に1日は
ゲルというテントの中でジンギスカン並みの草原生活を送り、
羊を一匹まるごと出してもらう
モンゴール料理を味わうことになります。
それからまた北京に戻り、
(ウランバトールとの交通は
ほとんど北京としかつながっていないのです)
北京で一休みしてから鄭州にとびます。
以前に私が
中国のガス事業に注目して下さいと言ったことがありますが、
納得できなかった人々を連れて鄭州ガスの見学に行くためです。
ご参加になりたい方は、
アジア交流センターにお早めにお申し込みになって下さい。
鄭州から上海にとんで
上海邱友会と合流することになっています。


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2007年5月17日(木)

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