中国株、海外起業、海外投資、グルメ、ファッション、邱永漢の読めば読むほどトクするコラム

第2908回
きょうは上海で株と旧天地の研究の日

きょう私たちはベトナム投資視察旅行を終えて、
これから上海で、
上海邱友会と合同の投資研究会をはじめるところです。
ベトナムでどんな勉強ができたかについては
追い追いこのコラムでもご報告申し上げる積りですが、
今日は100人以上の集まりになってしまいましたので、
自分のビルの会議室に入りきれず、
とうとうもっとスペースのあるレストラン
(と言っても魯迅が子供の頃によく連れて行かれたという
紹興の酒倉レストランの上海支店ですが)の
大ホールを借り切っての講習会です。
私が頼むと山東羅欣という製薬会社の董事長さんと副董事さんが
わざわざ山東省の本社から上海まで出向いてくれて
自分たちの会社の最新情報を説明してくれます。

山東羅欣は
環境保全銘柄として私が取り上げた東江環保と共に
私がことし最も注目している銘柄ですが、
恐らく双璧をなす好業績をあげることになると見ています。
私が見逃がしたもっと好業績の企業も当然あるでしょうが、
これから3月4月にかけては
2007年度の業績が次々と発表されるので
それに続くことしの業績を予想する上で、
注目の怠れないシーズンです。

続く上海旧天地の開発はやっと4軒目にとりかかったところです。
1軒目の小さなコーヒーハウスは
すぐ隣りにもっと大きな3階建ての
フランス風の古い建物が見つかったので、そこへ引越しをして
邱友会のメンバーの1人が経営してくれることになりました。
古い店の方は日本茶と普茶の改良の基地にすべく、
日本で3番目に大きい静岡のお茶屋さんが
焙じ茶の機械を店頭に並べて
お茶の香りを周辺に漂わせてくれることになりました。
あと1軒のROU ROUは
日本人がデザインしたチャイニーズ・ファッションの店で、
幻の化粧品「絶世美人」はこの店で手に入れることができます。
もう1軒、
中国のファッション・デザイナーとして売り出す李小姐の店は
旧正月のあとに開店する見込みで目下、改装を急いでいます。
株の勉強会のあと現地の見学に行きますが、
続く5軒目、6軒目、もしくは7軒目の店をひらいてくれる人
誰かいませんか。


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2008年2月25日(月)

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