中国株、海外起業、海外投資、グルメ、ファッション、邱永漢の読めば読むほどトクするコラム

第3259回
4月の考察団は大型農業と水資源の勉強会です

いま私たち投資考察団の一行は
ベトナム、ラオス、香港の旅行に出発するところですが、
4月は方向を変えて、中国の次の時代を大きく左右する大型農業と
水資源の現場を見学に行くことになりました。

昨年の下半期から私は日本では見られない
中国の大規模農業に関心を持つようになり、
いくつかの上場企業とも接触するようになりました。
13億の人口を擁する中国で工業化がすすむと、
日本や韓国の前例が示しているように
人口の半分以上を養う食糧が不足するようになります。
7千万人分の食糧なら
オーストラリアやアルゼンチンやカナダに供給してもらえますが、
7億人では賄ってくれる国がないばかりでなく、
もっと貧乏でお金の払えない後進国の人たちを
餓死に追い込むことになってしまいます。
中国は不足する食糧の自給自足を
いまから工夫する必要に迫られているのです。

日本には見られませんが、
中国では大規模農業で成功している企業で
上場している会社が2、3社あります。
これからこの分野に新しく進出を試みている上場企業もあります。
その大半は福建省から江西省といった地域にありますので、
4月8日(水)にいつものように成田と関空から北京に集まり、
翌日、北京から南昌にとび、
先ず大規模農場の経営に進出した亨泰の現場まで出かけ、
翌日、1日かけて中国水務が開発している
大仕掛けな水資源の開発を視察してまわります。

その翌日、廈門にとんで鼓浪嶼(コロンス)に一泊して
翌日の日曜日に航海の神様媽祖の総本山にお参りして
福州まで高速道路を走り、
その翌日は大規模農業でこの不況下で依然高値を維持している
超大現代農業の勉強会を予定しています。

それが終ってから上海に出て恒例の勉強会をやる
4月8日から16日までの8泊9日のスケジュールです。
ご参加になりたい方は早めに
交流センターにお申し込みになって下さい。
大規模農業、上下水道の水処理
どちらも中国の将来を大きく左右する成長業種です。


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2009年2月10日(火)

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