中国株、海外起業、海外投資、グルメ、ファッション、邱永漢の読めば読むほどトクするコラム

第3260
上海邱友会だけご参加の方もどうぞ

4月8日から16日の8泊9日の時日をかけて
なぜ大型農業と水資源の会社の現場を
見学に行く気を起したかというと、
実は食品の輸入をしている亨泰という会社の
上海の基地を見学に行ったのと、
香港に行った時、中国水務の本社を尋ねて
その事業内容について
かなり突っ込んだ説明を受けたからです。

亨泰には1年ほど前から注目していました。
人民元高が進むと輸出はピンチにおちいるが、
その逆の形で食品の輸入をしている企業は
順風に帆をかけることになる、
そう考えて香港の本社で説明を受けたあと、
更に上海の配送基地を訪問しました。
大都会に次々と大型スーパーやコンビニが誕生して
生鮮食品の流通経路が大きく変わりましたが、
その一端を担っているのが亨泰です。
その亨泰が東南アジアからの生鮮食品の輸入からはじまって、
ついに自国内で大型農場の経営に乗り出すのを見て、
私は自分の既成概念の修正を迫られたのです。

もう1つは水道事業を全国的に展開している中国水務です。
ジム・ロジャーズの本にも取り上げられていたので、
その動きに気をつけていたら、無茶苦茶な利益を計上すると、
そんなバカなことが、と逆に疑われて株価が暴落するのです。
反対に今期は赤字になりますよと予告があっても、
株価は一向に動揺を見せず、
一筋縄ではとても扱いきれない動きを見せています。
その真相を知りたい人は、
現場まで行ってご自分で確めるのが一番だと思ったのです。

そういう私も自分で行って
確める以外に方法はないと考えて、
南昌から150キロもバスに揺られて
新余市というところまで出かけることにしました。
私の遠出とつきあってもいい方は
どうぞご一緒に南昌・福州までお出かけ下さい。
なおとてもそこまではとおっしゃる方は
4月15日(水)に上海で邱友会を開催しますので、
そちらだけご参加になって下さい。
今年の上半期は中国株をやっている人にとっては、
株の入れかえをするとても大事な時なので、
自分の目で世の移り変わりを
よくごらんになる必要があります。


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2009年2月11日(水)

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