中国株、海外起業、海外投資、グルメ、ファッション、邱永漢の読めば読むほどトクするコラム

第3447回
次に不足する業種に投資しよう

株式投資とは一口で言えば、
成長する会社の株を安値の時に見つけて
ジッとガマンして持っておればいいのですが、
大抵の人は株価の上げ下げにまどわされるので、
つい欲を出して痛い目にあわされるのです。

上がると思って買ったら下がるし、
下がると思って売ったら上がるというのは
株で勝負をする人の日常茶飯事です。
私はそうしたやり方をする人たちが
大して大金持ちになっていないのを見て、
同じことはやらないように心がけてきました。
私が「この株は」と思って買う理由を述べると、
なるほどと思って私に提灯をつける人も少くはありません。
すると一時的に株価は暴騰しますが、
後に続く人がいなくなると、株価は下がります。
私が買った値段を割ることも珍しくありません。

すると、私は値上がりしたところをうまく売り抜けたと
悪様に言う人がいますが、
私が目標としているのは少くとも一相場ある2年か3年ですから
ほとんどそのまま持っています。
たとえば、山東羅欣だって、東江環保だって
いまもそのまま持っています。
現にさしてパッとしない常茂化工だって、上海棟華だって
啼かずとばずのまま餌をあたえ続けています。
私が売るのは、
企業の将来に対して思い違いをしたことがわかった時とか、
経営者に対する評価が間違っていた場合で、
1回に何億円も損するのは珍しくありませんから
痛くないわけはありません。
でも上がらないと断念した株を
上がると考えた株に乗りかえるだけですから、
ガマンのできないことではありません。

では次に何に変えるかというと、
次の時代に社会に新しい需要が出てくるのに
供給が間に合わない業種や銘柄は何かというところに
焦点をしぼります。
たとえば中国はまだ経済の発展する段階にありますから、
マンションでも鉄でもセメントでも
まだまだ需要はあります。
でも供給しようと思えばいくらでも供給できます。
私なら供給したくても供給の間に合わない分野は何かを考えて、
不足する業種に投資します。


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2009年8月17日(月)

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