中国株、海外起業、海外投資、グルメ、ファッション、邱永漢の読めば読むほどトクするコラム

第3548回
次の考察団はブラジルに参ります

BRICs(ブリックス)という言葉は
海外投資に関心を持っている人たちにとっては
もはや珍しくもどうもありません。
先進国に続いて目下、成長途次にある4つの国を、
成長の遅い順序に並べたのではないかと思いたくなりますが、
多分、英語で発音のしやすいように並べたのでしょう。
もっともアメリカ人が考えついたことですから、
あるいは自分たちが関心を持っている順序に
並べたのかも知れませんが、
ブラジル・ロシア・インド・中国と
いま経済成長の早さで世界中から注目を浴びている国々です。

その4つの国々の中で
私たちが1番場数を踏んでいるのは中国ですが、
インドにもロシアにも
(ロシアはモスクワやサンクト・ペテルブルグのほかに、
シベリアにももう1度出直して)実地の勉強に行ってきました。
唯一残されたのはブラジルですが、
すいぶん前から同好の士から「ブラジルはいつ行くんですか?」
とせっつかれてきました。

私がブラジルに行ったのはもう20何年も昔のことで、
ブエノスアイレスでパスポートをとられて
難儀した記憶が頭にこびりついているので
ずっと後廻しにしてきたのですが、
年齢的にもギリギリのところまで来てしまったので、
年明けて2月のカーニバルのシーズンに
リオデジャネイロで観光客の中でもまれ、
マナウスにとんでアマゾンの雄大な流れを枕に夢を見、
できれば、アルゼンチンにも足を伸ばして
イグアスの瀧のしぶきを浴びるスケジュールを
実行に移すことにしました。

日本から一番遠いところですから
飛行機に乗っている時間も長く、
そのために払う航空運賃も一番高い旅行ですが、
来年2月15日(月)から27日(土)までの
13日間のスケジュールを組みましたので、
一生に一ぺんの大旅行と自分に言いきかせて、
どうかお金と時間の用意をして下さい。
日本では眞冬の寒い季節ですが、
地球の反対側の南半球では眞夏の暑い季節です。
日本はまだ不景気の眞っ只中ですが、
こういう時にお金を使うのも修行のうちです。
座席に限りがありますので、
おいでになりたい方は交流センターにお申し込み下さい。


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2009年11月26日(木)

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