中国株、海外起業、海外投資、グルメ、ファッション、邱永漢の読めば読むほどトクするコラム

第3665回
上海万博にご一緒しませんか

いよいよ上海万博の開催日が近づいてきました。
工事が遅れていると新聞は報じていますが、
期日はきまっているので、上海市の面子にかけても、
スケジュールに狂いが生ずることはないでしょう。

私は上海に自分の家もあるので、
どんなに人が溢れても自分の住むところには困りませんが、
世界中から人が集まるとなれば、
ホテルを確保するだけでも大へんです。
幸、永年のつきあいで、ガーデン・ホテルが3日間、
私たちの泊る部屋を確保してくれましたので、
5月の連休の終わったすぐあとですが、
上海に万博を見に行くことになりました。

先ず5月10日(月)に成田と関空から北京にとんで、
その翌日、天津に日帰りで
王朝酒業というワイン・メーカーの工場見学に出かけます。
どうしてワインの会社かというと、
あまり酒を飲まない中国人が丸テーブルを囲んで宴会となると、
ほとんど必らずのようにワインを飲むようになったからです。
そのおかげで、中国のワイン・メーカーのトップ銘柄である
煙台の張裕ワインが少し前まで10ドル以下だったのが
60元まで買い上げられるようになり、
そのあとに続く天津の王朝酒業と通化の通天酒業とが
好事家たちの注目を浴びるようになったのです。
通天は日本で言えばかつての赤玉ポート・ワインのレベルですが、
もう一方の王朝はレミ・マルタンが大株主で、
年に6千万本売れている赤ワインをちょっと改良しただけで
かなりの売上げ増が見込まれる立場にあります。
酒と煙草はどこの国でも税金の槍玉にあがるくらいですから
高利潤のお手本みたいなものです。
それがはたして本物か、皆で見学に行こうということです。

今回の投資考察団は5月10日から19日まで9泊10日の旅ですが、
北京→温州→紹興→杭州のあと
上海が3泊という素敵なコースなので、
ご参加になりたい方は大急ぎで申し込んで下さい。
座席に限りがありますので、満員になり次第締め切りになります。


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2010年3月23日(火)

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