中国株、海外起業、海外投資、グルメ、ファッション、邱永漢の読めば読むほどトクするコラム

第3740回
次の旅行は済南、成都、合肥と駈足で万博です

中国投資考察団の次のスケジュールができてまいりました。
上海万博の開催中でもあり、
最後は上海でおひらきということになりますが、
昨日も申し上げましたように安徽省の省都合肥市に
“リトル・トウキョウ”(小東京)という
日本を代表する商業施設をつくることになったので、
興味のある皆さんにその下見のために
現場をごらんいただくことになったのです。

リトル・トウキョウをつくるなら、
北京か上海がいいんじゃないかと考える人も多いと思いますが、
北京や上海にはそれだけの空地もありませんし、
そういう新名所をつくることに熱心な人も
そんなにたくさんはいません。
前にも申し上げましたように
合肥市に私が日立建機を誘致した17年前、
合肥市の人口は140万人でしたが、
2つの工業団地の開発に成功した今では
何と人口500万人の中堅大都市になっています。

日立建機をはじめ周辺企業が多くの人々に
就職のチャンスをもたらしたこともあって
日本企業は信頼されているし、好意を持って評価されています。
人々の所得水準が年々ふえる方向にあることも手伝って、
次は商業施設の充実が大きな目標になっているのです。
日本の地方都市がシャッター通りに転落するのと正反対に
町づくり、店づくりがこれから盛大にはじまるところです。

そこで来る7月14日(水)から23日(金)までの
9泊10日のスケジュールで、先ず東京と大阪から北京に集合し、
翌15日(木)に済南市にとんぼ帰りで勝利管道の会社を見学し、
翌日、成都で商売繁盛の
イトーヨーカ堂と伊勢丹の現場の見学を致します。
18日(日)に成都から合肥にとんで、
日立建機の工場見学と同時に、
リトル・トウキョウ候補地の現場視察を行い、
合肥市政府に説明会をしていただきます。
20日(火)に合肥から上海に移動して翌日は万博の見学に行き、
翌7月22日(木)に邱友会と共同の勉強会をして
23日の金曜日に日本に戻ります。
ご参加になりたい方は
どうぞアジア交流センターに申し込んで下さい。
今回は商売のチャンスを勉強をする旅行になってしまいました。


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2010年6月6日(日)

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