中国株、海外起業、海外投資、グルメ、ファッション、邱永漢の読めば読むほどトクするコラム

第4112
次の考察団はモンゴルと内モンゴルです

今日の私は中国投資考察団の皆さんを引率して
北京からウルムチにとぶ飛行機に乗っているところです。
ウルムチに行くのはこれで3回目ですが、
どうしてまたウルムチに行く気を起したかというと、
最近の私は新興国の発展に注目するようになって、
もし次はBRICsではなくて新興国だとしたら、
新興国はどこも人口の多い所ですから、
ハダシだった人たちがスリッパを穿くようになっただけで
たちまち資源の不足を起すのではないかと
余計な頭を使うようになったからです。

もちろん、新興国のトップを切るのは中国ですが、
新興国に陽が当るようになったら、
真っ先に足らなくなるのは資源だと思います。
資源には水から食糧から
そのほかのさまざまな地下資源に至るまで色々ありますが、
中国のなかだけでもレアアースからはじまって
不足する物がたくさんあります。
ニッケルやタングステンや、
さてはモリブデンにまで投資家が神経をとがらすようになります。

そこで今回は新疆新鑫からはじまって、
洛陽モリブデンなどを訪問先に加えましたが、
次の8月の考察団はその続きみたいなものですが、
来る8月10日から19日までの9泊10日のスケジュールで
先ず北京に一回集合してモンゴルと
内モンゴルを一周することが決まりました。

ウランバートルは既に何回も行っていますが、
今回は相撲の横綱たちの生まれ故郷を覗きにいくのではなくて、
石炭の宝庫とやっとはじまったばかりのウランバートル証券取引所に
どんな企業が上場しているのか、
一ぺん、私たちの目で見てみたいと思っています。
テレジルへ出て、ゲルと呼ばれる蒙古のテントの中で
一晩暮らすのも予定に入っていますが、
次は内モンゴルのエルドスとフフホトを視察し、
そこから上海にとんで邱友会と共同の株式研究会を
8月18日に上海の私のビルで開催して翌日それぞれ日本に戻ります。
夏のお盆のシーズンですので、是非お時間をとって、
ご参加になりたい方は
早速、アジア交流センターにお申込みになって下さい。


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2011年6月13日(月)

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