中国株、海外起業、海外投資、グルメ、ファッション、邱永漢の読めば読むほどトクするコラム

第4113回
モンゴル、内モンゴルは資源の宝庫

昨日も申し上げましたように第71回投資考察団は8月10日(水)から
8月19日(金)の9泊10日の予定で
北京→ウランバートル→エルドス→フフホト→上海を一巡します。

ウランバートルは産業的にあまり見るべきところはありませんが、
靴の底で地面を叩けば石炭にぶっつかるようなところですから、
原子力発電から火力発電、水力発電に逆戻りすることがあれば、
あまり遠くない将来に
投資家の注目を浴びることがあるかも知れません。

すぐお隣りの内モンゴルも地面を靴底で叩けば
皆石炭というところがたくさんあって、
私たちは7年前に団体を組んで伊泰煤炭と
エルドス・カシミヤの工場の見学に行ったことがありました。
その時、伊泰の会社が鉄道の敷設にまだ投資しているわけをきいて、
石炭は交通不便なところから産出するので、
所によっては運賃が
石炭のコストの半分を占めることを教えられました。
またエルドス・カシミヤは将来、中国の経済が発展したら
国内の需要だけでも大へんなことになると
私が早くから目をつけていた株ですが、
この会社も石炭を掘って
火力発電に莫大な資金を投じているのを知って
びっくりしたことがあります。

あれからこの7年間に、2つの会社とも
5倍、10倍と言った株高を演じ、
買った人を喜ばせ、買い損った人に地団駄をふませましたが、
どちらももう1度訪問した上で、
内モンゴルのこれからを見定める予定になっています。
それから上海へ出て邱友会と合同の株式勉強会をやりますので、
7年前に同行された方も7年たつと
世の中がどう変わるか見定めるために、
もう1度腰をあげて下さい。

なおモンゴル、内モンゴルまでは同行できないけれど、
上海の邱友会にはご参加になりたい方は
大至急、交流センターにお申し込みになって下さい。
上海の会場はすぐ満員になってしまいますので、
こちらも早目に予約になって下さい。
モンゴルはバングラデシュと違って
空気の美味しいところです。


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2011年6月14日(火)

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