中国株、海外起業、海外投資、グルメ、ファッション、邱永漢の読めば読むほどトクするコラム

第4171回
考えを変えるための勉強会です

昨日、申し上げましたように次の考察団は
10月10日に東京、大阪から出発して
一旦、香港で合流してフェリーで深圳に渡り、
広州、順徳、中山、澳門を経由して10月17日に再び香港に戻って、
福臨門でいつものように邱友会と合同の勉強会をやります。
邱友会にだけ参加されたい方も、
キャンセル待ちにならないように早目にお申し込みになって下さい。

今回のスケジュールで、
中国株をやっている人でもう一度、
現場に行ってよく確めたいと思っているのは
永保林業と亨泰ではないでしょうか。

とりわけアマゾンの森林伐採に従事している永保林業は
株価が投機に手頃な値段だったせいもあって
すっかりおもちゃにされてしまいました。
その永保林業が3億8000万香港ドルをかけて
中山市の材木市場を入手しました。
まだはじまったばかりですが、
その現場を見学してこの会社が
おメカケさんの経営しているへなちょこ企業かどうか、
ご自分の眼で確かめてもらうのも目的の1つです。

それから株価のあまりパッとしない亨泰の現場を
皆さんに見てもらいたいというのが
亨泰をスケジュールに組み込んだ理由です。
農業の収穫は1年に何回もないのに、
株をやる人は明日にも株価が大暴騰することを期待するので、
波調がうまくあいません。
私も心配になってついこの間、
亨泰の二つ目の大農場の見学に行って来たばかりですが、
農作物の原価が売値の3分の1であることだけは
現場で確めてきました。
それでも農業のことですから、
お天道さまに株価をあげてくれと頼むことはできません。

私たちにできることは天変地異も含めて、
世の中の変化にどうしたらうまく対処できるかということです。
そうした視点からスケジュールを組みましたので、
10月10日から18日まで8泊9日の勉強会に参加されたい方は
どうぞ交流センターにお申し込みになって下さい。
なお香港の勉強会の際に是非、話をきかせてもらいたい会社が
あと何社かあって、目下、交渉中です。
世の中が大きく変わる時なので、
今までと同じ考え方ではやって行けないと
私は痛感しているところです。


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2011年8月11日(木)

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