中国株、海外起業、海外投資、グルメ、ファッション、邱永漢の読めば読むほどトクするコラム

第4192回
大暴落の中で現場の考察に行きます

株が下がりっぱなしで肝を冷やしている人も多いようですが、
私は世界の経済王国が
アメリカからアジアに移る前哨戦と見ていますので、
多少の混乱は免れないとしてもさほど心配はしていません。

ここ半年ばかり中国各地を駆けまわって、
次の10年にどんなことが起るか勉強をしましたが、
陽の当る所が変わっても
消費が大きく落ち込む方向ではありません。
但し、お金の流れは大きく変わるし、
お金の儲かる商売も大きく変わるので、
投資の対象を間違えないことが大切です。

そう考えて前回もモンゴル、内モンゴルまで足を伸ばして、
資源開発の現場を見てまわりましたが、
次の考察団は広東省を中心に、
次の10年の中国の経済発展と大きくかかわるリサイクル、
環境保全、資源の輸入、そして、
食糧供給の現場を見学に行くことにしました。

前にもお知らせをし、
既に参加者もほぼきまっていますが、
10月10日(月)から18日(火)までの八泊九日のスケジュールで
広東省に拠点をおく次の時代を背負う企業の視察に出かけます。
10月10日に一旦、香港で落ちあってから
フェリーで深圳にわたり、
東江環保からはじまって、広州の中国金属再生資源、
順徳の中国聯塑というプラスチック・パイプの生産でいま
大うけにうけている企業、
次に中山に出て木材という輸入に最も大きく依存している
資源の開発加工に従事している永保林業、
そして5万畝(千万坪)に及ぶ広大な大規模農業に参入した
亨泰の華南配送センターの見学に参ります。

それからマカオのカジノのホテルに一泊して
10月17日(月)にいつもの通り香港の福臨門で
邱友会と合同の株式研究会を開催致します。
時代が大きく移り変わる時期ですから、
私たちも頭の切り替えが必要です。
もう空席もあまりありませんが、
ご参加になりたい方は
アジア交流センターにお申込みになって下さい。
この原稿を私は2週間前に書いていますが、
満員の時は悪しからず。


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2011年9月1日(木)

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