中国株、海外起業、海外投資、グルメ、ファッション、邱永漢の読めば読むほどトクするコラム

第4419回
漢方も次の時代の中国の成長産業

ことしで私は八十八才、うちのかみさんは八十五才になります。
2人とも元気でいられるのも珍しい方ですが、
ついこの間、私の八十八才の誕生日に百人ほどお客をしたら、
お世辞もあるでしょうが、
うちのかみさんは皆から「どうしてそんなに肌がきれいなのですか」
としきりにきかれました。

「それは王振国先生の"絶世美人"を毎日、使っているからですよ。
うちの主人を見て下さい。
あの人も毎日毎晩、
浴びるように"絶世美人"の世話になっていますから、
シミなんてないでしょう」

こんなことを言うと"絶世美人"の宣伝になってしまいますが、
もとを言えば、癌細胞を追い落して
正常な細胞に戻す何らかの薬効のある漢方薬です。
私が「内蔵の細胞に効くのなら、
皮膚に使っても同じ効果があるんじゃありませんか」
と言って、化粧品の名前までつけてあげて、
北京の「絶世美人」の会社で売り出したのが
肌の細胞を正常な状態に戻す漢方の化粧品なのです。
漢方というとたじろぐ方もありますが、
全部植物からとったものですから、
化学薬品とは違います。
ついでに申し上げますと、
「絶世美人」は日本では売っておりません。
同じこのホームページに連絡先がありますので、
ご用向きのある方はそちらにお問い合わせ下さい。

実は私が長々と漢方に言及したのは、
中国の経済成長が
全世界の注目を浴びるようになったことも関係がありますが、
最近のこと西洋医学が壁にぶっかって
東洋医学に目を向けるようになったことと、
中国自身が豊かになって中国人自身が
自国の伝統的な医学を再評価するようになったことで、
漢方薬に新しいブームが近づいていることを
自覚するようになったのです。
いまの私は次の10年の中国の新しい事業として、
食糧と食品加工の事業をとりあげていますが、
漢方の開発も「口から入る食べ物の一種」として
その仲間に入れていいのではないでしょうか。





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2012年4月15日(日)

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