知的財産ってわかりますか・中村佳正

無から有を生みたい人、必見

第58回
本年も宜しくお願い申し上げます

新年明けましておめでとうございます。
皆様にとって幸多き一年となりますよう、
心よりお祈り申し上げます。

毎年元旦には、心が引き締まる思いが致します。
これまでの経験上、どんなに昨年が不本意な一年であっても、
元旦には不思議と気持ちが一新されてしまいます。
一年のうちで最も独特な雰囲気ですね。
日本の良き伝統文化だなぁと思います。
加えて、ちょっと海外に目を向けてみますと、
今年は北京でオリンピックが開催されますし、
新聞やニュースを見ても、
いよいよアジアの始まりを感じさせる一年となりそうですね。
日本もアジアの一員として遅れをとらないよう、
一層気が引き締まる思いが致します。

さて、一年の計は元旦にありと申しますので、
今年の抱負を述べさせていただきます。
もちろん、コラムについての抱負です。
これまで意識してきました「身近な話題」に加えて、
次の3点を心がけたいと思います。

まず、今年はホットな話題も盛り込んでいきたいです。
2、3日前に
知財の世界でずっと懸案になっていた事件の最高裁判決が出たとか、
経済ニュースでも取り上げられるような
皆様になじみのあるテーマであれば、積極的に取り扱って参ります。

次に、国内に留まらず、
世界との繋がりを意識したテーマ選びを心がけたいと思います。
冒頭にも申しましたように、
中国をはじめとしたアジア各国の知的財産事情など、
無理のないテーマから一つ一つ拾って参ります。

最後に、できる限り、
お金にまつわる知財話も盛り込んでいけたらと思います。
が、こればかりは、
私自身が特許で大儲けしたというわけではありませんし、
難しい面もあるかも知れません。
おそらく株も同じだと思いますが、
特許も「いつでも儲かりまっせ」ということではありませんので、
あくまでも良識を踏まえ、
専門的なコメントも交えてお話させていただければと思います。

ざっと、以上を頭に置いて2年目も頑張って参ります。
本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます!


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2008年1月1日(火)

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