| 第77回「食べて治す!」対談(5)
 自然食店やレストランも病院も調べておこう
 これからマクロビオティック食養生法に挑戦したいと考えている人は、
 食材を売っている店や料理講習会などの情報を
 どこで掴んだらよいのか?
 マクロビオティックの食箋(さん)指導者の山村慎一郎さんとの
 雑誌対談の続きです。
 関根:実際、我が家でも、近所の自然食品店で食材を買ってきて朝昼晩と献立を作る。
 ときには「クシガーデン」や「グルッペ」、
 さらに「茶屋マクロビオティック料理店」といった
 マクロビオティックのレストランに行って食べるようにして、
 挫折しないように4年間続けてきたわけですが、
 これから「食べて治す」療法に挑戦する人は、
 まずどこへ行けばいいですかね。
 山村:東京でしたら日本CI協会、
 大阪でしたら正食協会といった団体で、
 食事指導や手当ての「食箋(さん)指導者」について
 教えてくれます。
 また、セミナーや料理教室も開いていますし、
 自然食品店やレストランについても調べられますから、
 こうした組織をまず活用することだと思います。
 さらに、いまはインターネットで
 「マクロビオティック」とか「自然食」と検索すれば
 多くの情報が得られます。
 関根:ところで、どの大病院も食事には無頓着ですね。僕の主治医の帯津良一先生の病院などは
 自然な食事に配慮していますが、
 これから食事療法に熱心な病院が増えないと患者は困りますね。
 山村:結構、地方の病院の中には、
 自然食や玄米食の持ち込みを自由にしている病院があります。
 東京近郊でも、千葉県松戸の
 島村トータル・ケア・クリニックなどは専任の栄養士さんがいて
 「マクロビオティック」に則った病院食を
 出しているところもあります。
 医療費請求の点数が低いので
 食事はなかなか取り入れられないのですが、
 これからは食事療法もとりいれて、
 ガンを心身から治すような病院が増えることを
 多いに期待したいですね。
 さて、山村さんとの「食べて治す」対談をあなたはどう読みましたか?
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