元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第87回
ビワの葉温灸で体がポカポカ!

内側から体を温め、
いかに患部の鈍痛や体の冷えを解消するか?
そうしたマクロビオティック食養生法の話を紹介してきましたが、
もうひとつ、体の外から温める「手当て」があります。
これもなかなかの効果を表しますから、
イザというときに覚えておくと役に立つはずです。

ひとつは、ビワの葉温灸法です。
”ビワの葉温灸”は、ビワの葉を体のツボに当て、
その上から温灸(もぐさ)と指圧を加える…
この三つの効果で生体の自然治癒力を呼び起こすものです。
遠くは古代インドから、日本でも永く民間伝承されてきた、
まさに、おばあちゃんの知恵療法です。

ビワの葉にはアミグダリン(ビタミンB17)という物質があり、
あらゆる病気の原因となる汚れた酸性血液を
健康体に必要な弱アルカリ性の血液に浄化する働きや、
制ガン作用、鎮痛作用
さらに殺菌作用などがあるといわれています。
簡単な方法は、ビワの葉をよく水洗いし、
水気をふき取って腎臓などに当てます。
その上から、温かく茹でたコンニャクをタオルに包んで当てる。
これをコンニャク湿布といいますが、
体が温まって、冷えや患部の痛みにも効きます。
ただし、コンニャクではすぐにさめてしまいますし、
またビワの葉の上からもぐさでお灸をする方法もありますが、
これまた、煙やにおいが強く、マンションなどに住んでいる場合、
ちょっと不便です。

そこで、僕たち夫婦が愛用しているのが専用の温圧器です。
「ユーフォリアQ2温圧器」といって、ワンセット7万5千円と
ちょっと高いのですが、
この専用機を電源に繋ぎ、
ビワの葉エキスをいれた2本の器具を
腎臓とか肩などのツボに当てると、
ビワの葉温圧と遠赤外線効果の相乗効果で、
体全体が温まって、実にいい気分になります。
これを紹介してくれたのは「ガンは食べて治す」の共著者、
鈴木博子さんの後輩で、
ビワの葉温灸の愛好家・小出恵美さんです。
僕の主治医の帯津医師の病院でも使っており、
結構、全国の針灸の診療所にも広まっているようです。


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2002年11月22日(金)

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