元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第117回
有機農園のライフラインを持っていますか?

「食べてはいけない」といわれても、
右を見れば農薬、左を見れば毒性の着色剤や防腐剤…
僕のように無農薬玄米や
有機野菜を捜し求める患者としては、
まるで「毒物」食品の洪水の中を
泳いでいるような錯覚に襲われます。
ですから、近所の自然食品店と仲良くしたり、
マクロビオティックのレストランと馴染みになるだけでなく、
妻の実家や親戚にもたのんで、
無農薬や有機の玄米菜食の食材を送ってもらうように
ネットワークを張っているわけです。

和歌山の従弟夫婦からは、
原木栽培の椎茸や無農薬のねぎ、大根、人参、
コンニャク、梅干が送られてきます。味が抜群です。
群馬の妻の実家からはビワの葉や、
友人からは1メートル以上もある自然薯が届きます。
「ガンは食べて治す」の共著者で、
岩手の水沢在住の鈴木博子さんも
インターネット通販を手がけているので、
無農薬玄米はもちろんですが、
スンショ餅や玄米煎餅といった
懐かしいオヤツ類も購入出来ます。
食卓汚染と闘う、様々な人たちの縁で、
我が家のライフラインが支えられているわけです。

インターネットで知合った100%有機農法の農家といえば、
群馬の藤岡の浦部農園があります。
このホームページを覗くと、
いかに手作りで
100%の有機農法をコツコツとやっているか
詳しく説明されています。
「子供たちに本物の味を教えたかったら
有機栽培のものを食べさせよう。
無農薬ではなく有機栽培。
JASで無農薬というとき、
化学肥料の使用は認められているからだ。
農薬も化学肥料も使わない、
という決意があってはじめて土は甦るし、
生き返った土だけがいのちの基を生み出すからだ」


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2002年12月22日(日)

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