元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第122回
玄米菜食の愛好家が増えています

「マクロビオティック食養生法」に飛びついたのは、
食で健康を守る…と気が付いた
アメリカのインテリや女優たちばかりではありません。
日本の著名な作家やタレントにも玄米愛好家が
最近は増えてきたようなのです
あまりにも「食べてはいけないもの」がお店に氾濫している、
どうも食事の影響で、キレる子どもが増えて、その生育が心配だ、
ガンやアトピーのような難病は
大学病院にかかってもなかなか治らない…
こうしたことに気が付いた人たちが
玄米菜食を見直し始めたのです。

月刊雑誌「マクロビオティック」については
何回か紹介しましたが、この雑誌でも毎月のように
玄米菜食を愛好する著名人が紹介されています。
11月号の巻頭言には作家の志茂田景樹さんが登場し、
「いまの日本でとりあえずの急務は、
50年前の食生活に戻すことだだろう」と提案していました。
志茂田さんは美容と人生を楽しむために
玄米菜食と少々の魚介類の食生活を続けているそうです。

12月号ではファッションやライフスタイルの
プロデューサーとして有名な浜野安宏さんが、
本当のスローライフ、つまり「質素革命」を提案して、
マクロビオティックの効用を説いておられました。
そして、同じ号の特別インタビューに芸能界のみならず、
絵画にも、ボクシングでも活躍している
片岡鶴太郎が登場していました。
玄米を始めて4ヶ月ほどだというのですが、
決してストイックな修業としてではなく、
「居心地のよい」気分で楽しんでいると話しています。
絵を描くにしても、一瞬の出会いが大切だそうで、
そうした出会いの質を高めるためには、
シンプルな食生活が快いというのです。

もう10年近く前の話となりますが、
名アナウンサー・逸見政孝さんが
壮絶なガン闘病で亡くなったことを
覚えている人は多いと思います。
夫人の逸見晴恵さんはその悲しみを乗り越えて、
多くの患者や家族のために
講演や執筆に忙しい日々を過ごしていますが、
よくマクロビオティックのレストランで会食することがあります。
「玄米や根菜類が本当に美味しいですね」と
「私ががんを恐れなくなった理由」(扶桑社)といった
著書にも書いておられます。
さあ、あなたは玄米菜食をどう思いますか?
本当のスローライフ、スローヘルスを
じっくりと考えて見ませんか?


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2002年12月27日(金)

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