元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第160回
農薬カッターって何?

妻のリウマチの手の霜焼けが治まってきたという、
健康食品・キッポーについての話の続きです。
いまの分子薬学、ゲノム創薬の発想理論とは違うために、
医薬現場では、
まだこの健康食品を認める医師は少ないということです。
では海藻類や納豆などでカルシウムをとっても、
適度の運動をしても、
さらにステロイド系の薬をつけても治らない
リウマチの症状が、なぜ改善の兆候を見せたのでしょうか?
「リウマチも自己免疫疾患です。
そこでリウマチ、糖尿病、肝臓疾患、腎臓疾患が治せなければ、
ガンも痴呆も有効率が上がらないのです。
つまり、多臓器不全を全体を解決しなければ、
ガンも痴呆症も解決しません」
開発者のUさんの説明には
ちょっと分かりづらいところがありますが、
妻にとっては効果があったわけで、
ともあれ、この冬は「キッポー頼み」で過ごしております。

アトピーや、リウマチなどの膠原病は、
まさに自己免疫を狂わせる生活習慣病で、
ガンや糖尿病と同じように
一発で完治する特効薬などいまだないわけです。
人間の命は、現代の生物学や医学の限界を痛感させるほどに
複雑怪奇ですから、
生薬秘薬の類は眉唾物と批判される反面、
ひょっとして、科学の次元を超えた謎にも
迫っているのではないか?
ガンになってさまざまな治療法をわが身で試みてきた僕は
つくづくそう思うときがあります。

いわゆる現代の医学、薬学、生物学が、
いつ命の実相を解明し、
超次元的な生薬秘薬の謎を分析できるのか分かりませんが、
患者としては20年、30年先の
研究にただ指をくわえて待っているわけにもいきません。
患者は明日の命が欲しいからです。
明日のQOL(命の質)を高めたいからです。

ところで、Uさんの「秘薬情報」で興味のわいた製品が
もうひとつありました。
「農薬カッター」といって、
ホッキ貝の貝殻成分から開発したそうですが、
スプーン一杯、この粉を水で溶かし、
農薬まみれ、防腐剤まみれの野菜や果物を浸すと、
20分で油が浮き出し、汚染物質がとれる代物なのです。
いずれにしても、わが身、わが命を守るためには
やはり治療の「いいところ取り」が大切だと思います。
もちろん、治療の選択は自己責任で判断すべきものですが、
日々養生を貪欲に楽しむ…
それが僕のスローヘルススタイルでもあるわけです。


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2003年2月3日(月)

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