元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第163回
ガンの「切捨てご免」はおかしい!

「注射して、薬を盛り、
手術するだけが医師の仕事ではない。
切捨てご免のガン治療はおかしい」
と断言する高原医師の「ガン早期発見法」と
「末期ガン免疫療法」の話をもう少し続けます。

丸山ワクチンや蓮見ワクチンのほか、
ビタミンB17やビタミンB15などの服用。
免疫活性といわれるアラビノキシラン、尿の酵素によるCDA2、
水溶性アガリクス、ビタミンC大量療法、
冬虫夏草、ガン血管をの増殖を阻害する
といわれるサメの軟骨などの健康食品も使うといいます。
あらゆる手段を講じて末期ガンに対応している考え方ですから、
まさに「いいところ取り」の
組み合わせ療法を採用しているクリニックなのでしょう。

ところで、このクリニックの治療の特徴は
BAK(バック)療法にあるといいます。
BAKとはなにか?
「宮城県立がんセンター研究所の海老名卓三郎博士が
開発したのですが、正式にはBAK免疫細胞療法といいます。
BRM Active Killerの略称で、
三種類の生物製剤(BRM)、
つまり抗CD3モノクロナール抗体、
インターロイキン2、インターフェロンαを投与することによって
ガン攻撃のキラー細胞を増殖と活性化させるわけです」
高原医師の説明によると、
「約3000個だったリンパ球を2週間で、
200倍の約60億個にする」威力が考えられるといいます。
最近はさらに強力ナチュラルキラー細胞を増殖させる
ANK免疫細胞療法も開発したといいますから、
とくに手術不能と言われた
末期患者にもひとつの選択肢かも知れません。
このユニークな免疫療法を開発したのは、
同クリニックの名誉院長で、
山梨県甲府市で佐野外科医院を開いている
佐野鎌太郎博士だそうですが、
「がんの超早期発見と末期がんからの生還」(光雲社)
という本には、
佐野医師の免疫療法や尿療法による症例も
たくさん掲載されていますので、
興味のある方は1度、読んでみたらどうでしょう。


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2003年2月6日(木)

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