元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第211回
いい遺伝子をコントロールできるか?

「まぼろし健康道場」という本の作者・倉本四郎さんの
ガン闘病体験談を読んでいるうちに、
さまざまな健康法の訓練の結果、
気のエネルギーを出し入れして、
「快適α波」を脳に呼び込み、
いい遺伝子をコントロール出来たのではないか?
僕がそう思った理由はなにかといいますと、
まえに紹介した
筑波大学名誉教授の村上和雄さんが書いた
「人生の暗号」(サンマーク出版)という本を思い出したからです。
その中に、いい遺伝子は誰でも持っているが、
そのスイッチをオンにできるか、
オフのままで終わるかは、
その人の意識や精神で決まるという話を
思い出したからです。

よく「病は気で治る」といいますが、
僕にしても倉本さんにしても、
手術も断わっても延命しつづけているのは、
きっと、いい遺伝子をオンに出来て
ガンを押さえ込んでいるからではないか?
と楽天的に考えてみたわけです。
こんな考え方は「メシアコンプレックス」つまり
救世主錯覚のカタマリになっているからだ
と笑われるかも知れません。
また、病も気からだよ…などと声高にいえば、
西洋医学の医師たちから多いに失笑を買うでしょう。

しかし、ガンは本当に魑魅魍魎な悪魔病です。
大学病院の「切捨てご免」のような
粗っぽい治療法でガンが治るどころか、
術後、抗ガン剤の副作用の疼痛に苦しみ、
ついに人生に嫌気がさして、
症状までが悪化する患者もたくさんいるのです。
「ガンは気で治す」という療法も一概にバカにはできません。
本を送ってもらったお礼を兼ねて、
僕は倉本四郎さんにメールを送りました。
「シローちゃん、出版、おめでとうございます。
昨晩、一気に読みました。おもしろい。
僕の当て推量ですが、
シローちゃんが「気と食」を栄養素にして、
前向きに養生できるのは、
外気からの波長を上手にコントロールしながら、
「いい遺伝子」のスイッチをオンにしているからだと思いますよ」
あなたは日々、よい遺伝子のスイッチを
オンにしているでしょうか?


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2003年3月26日(水)

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