元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第222回
頭痛と肩こりに「大根おろし」

梅干といえば、
僕たちが主宰している「スローヘルス懇親会」の春の例会でも、
その効用がいろいろ話題になりました。
このときの講師は、このコラムによく登場していただいている、
マクロビオティックの食事指導者・山村慎一郎さんで、
テーマは「台所は家庭の薬局」というものでした。

台所で調理に使っている、大根、ねぎ、ゴボウ、ショウガ、蓮根、
そして梅干が体にやさしくて美味しい食材となるだけでなく、
イザというときの風邪や腹痛にも効く「薬」として、
昔から重宝されたといった話を
実に面白く分かりやすく解説してくれました。
以下、山村さんが自分や家族と験してみた、
「おばあさんの知恵」式のわが家で出来る手当法を
紹介してみましょう。

●大根おろし
大根は、貝原益軒の養生訓でも
「常に食うべし、脾を補い痰を去り、気をめぐらす」
と奨められるほど、薬効も高い食材です。
大根役者の語源を知っているでしょうか?
どんなふうに食べても“当たらない”という意味から来たそうです。
成分としてはジアスターゼに富み、
さまざまな酵素が辛味ばかりか効用を生み出し、
痰や咳止めに効果があるといわれますが、
ある大学の研究では、
ガン細胞を食べてしまう物質=マクロファージの能力を高める
リグニンが入っているそうです。
さて、大根は
どんな民間療法に使われたかというと、
・頭痛…大根おろし汁を数滴、右偏頭痛のときは右鼻穴に、
      左偏頭痛には左に入れたそうです。
・肩こり…大根を薄く輪切りにして肩に張る。

そんな非科学的な療法が…と呆れる人もいるでしょうが、
日本人は西洋医学が入ってくる前は、
延々と、こうした
「おばあちゃんの知恵療法」で
スローヘルスに過ごしてきたことは確かです。
とっさのときに役立つかもしれませんし、
読者の皆さんの中にも思い当たる事例があるかも知れません。


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2003年4月6日(日)

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