元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第292回
禁煙マラソンのすすめ

ガンの元凶と心配される
タバコを止めるにはどうしたらよいのでしょうか?
「三日坊主」という諺がありますが、
いわゆる、禁煙の禁断症状は薬物依存と違って
体に震えがくることはありません。、
大抵は3日をピークに次第に消失するようですが、
あとは精神的依存を断ち切ることが出来るかどうか、
その人の決断に罹ってくるわけです。
というわけで、巷にはいろいろな禁煙法が薦められます。

● まずタバコと灰皿を見えないところへ片づける
● 禁煙宣言と理由を大きく書いて壁に貼る
● タバコが体に悪いという統計を読んで自分の頭を納得させる
● タバコは体に悪いと心の中で念じる
● 神経を覚醒させるため頭寒足熱にする
● 吸いたくなったら外気を深呼吸する
● 冷水やお茶を飲む、
● 糖分の少ないガムやニコチンガムを噛む、
● 干昆布を噛む
● 簡単なストレッチ運動をする。散歩をする
● 刺激のある歯磨きで口の中をさっぱりさせる
● 体がだるくなるので足を高くして仰向けに寝る
● 寝る前にニコチンパッチを貼る
● 睡眠時間を十分取るようにする
● 禁煙を始めるのは正月や誕生日など特別日がよい?
● 禁煙は家族や友人に宣言して始める

禁煙経験者、挫折経験者なら
大抵こうしたことは何度も試したことでしょうが、
とにかく、3日坊主で終わらせないためには、
これからの長い人生をどう快適に過ごすべきか?
いかに己の頭と心と体に納得させるかにかかってくるわけです。
まえに食事療法を持続することがいかに
難しいかということを書きましたが、
長い生活習慣を変えることは、
自分1人ではなかなか上手く行かないものです。
家族や友人、そして恋人と一緒に続ける、
それも成功した人の真似をする以外に手はなさそうです。
というので、いま流行っている方法が
「禁煙マラソン」でしょう。


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2003年6月15日(日)

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